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京都2歳ステークス2016の予想です。
京都2歳ステークス2016の予想です。出走馬は、ヴァナヘイム、カデナ、プラチナヴォイス、ベストアプローチ、ワンダープチュックなど10頭。京都競馬場芝2000mで行われるG3重賞です。
いよいよジャパンカップウィークですね。ジャパンカップの予想はかなり迷いましたが、道悪想定でだいたい固まってきました。そこそこの人気薄から入る予定です。11月最終週なので重賞はもちろん、平場の勝負レースで気持ちよく当てて、12月を迎えられるように頑張ります。
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予想と見解です
2歳や3歳の1~3月の京都芝2000mは、展開や立ち回りだけで結果が決まりやすいのが特徴。理由は明白。クラシックディスタンスゆえ、各騎手ともに先々を見据えた騎乗をするので、ペースが流れることはほとんどなく、結果的に前に行ったもん勝ちになるからだ。
過去の京都2歳ステークスを振り返っても、逃げ、先行勢が圧倒的に有利で、昨年はドレッドノータスとリスペクトアースの行った行った。2歳戦は一般的に能力差がストレートに反映されやすいが、このレースに関しては展開、隊列重視で考えるのがベストだろう。まして今年のメンバーはこれといった逃げ馬が不在(アダムバローズは前走たまたま逃げた感が強く、無理に行くことはないはず)。素質上位とはいえ、控えそうなヴァナヘイム、カデナが人気を集めるなら、今年も逃げ、先行勢で決め打ちしたい。
本命はワンダープチュック
ここまでの走りだけを見ると、必ずしも前に行けるとはいえないが、今回の枠順を見ると本馬より内にいるのはエーティーラッセン、ダノンディスタンス、カデナと控えそうな馬が並んでおり、ソーグリッタリングが逃げる展開を想定すると、本馬が2、3番手のインに収まりそう。あとはスローペースを味方につけて直線に向けば、内からスルスルと上がってくるシーンがあるだろう。
萩ステークスでは4着に敗れたものの、2走前の紫菊賞ではあと少しでアダムバローズを捕らえる脚で2着に上がっており、当時と同舞台の京都芝2000mならパフォーマンスを上げてくるはず。そもそもハーツクライ産駒自体がこのコースを得意としており、同レースにおいても14年6番人気1着ベルラップ、同年5番人気3着シュヴァルグラン、15年1番人気3着アドマイヤエイカンが好走。前走の敗戦だけで人気を落とすのであれば、ここは狙い目だろう。先週、武豊騎手はよく乗れていたので(ディサイファも直線半ばまでは完璧だった)、鞍上の手腕にも期待したい。
相手はプラチナヴォイス
ベタに先行勢を狙うなら本馬。萩ステークスは展開に恵まれたとはいえ、今回も展開に恵まれる可能性が高く、ヴァナヘイムに簡単に逆転されることはないのではないか。
不安があるとすれば、コーナー4回の競馬に変わること。エンパイアメーカー×マンハッタンカフェという血統で大型馬なことを考えると、あまり器用なタイプとは思えず、未勝利→萩ステークスの連勝はワンターンのコースで走れたことが大きかった印象も。外々を回って上り33秒台の競馬になってしまうと、意外と伸び悩むケースも考えられる。
3番手はマイネルザウバア
コスモス賞ではのちのアルテミスステークス5着のサトノアリシアと一騎打ちを演じており、決して弱い馬ではないはず。前走百日草特別は決め手の差がモロに出ただけで、コーナー4回で立ち回りが生きる流れになれば、カデナとの逆転があっても驚けないだろう。スタートセンスがないので、前に行けるかどうかがすべてだが、前に行けるのであれば、面白い存在だろう。
ソーグリッタリングはこのメンバーでデムーロ騎手なら積極策が濃厚。未勝利勝ちの内容から重賞レベルの馬とはいえないが、スローペースに落とすことができれば、位置取りだけで粘り込むことは考えられる。
アダムバローズは未勝利→紫菊賞と連勝中も、ほかのメンバーとの能力差はそれほどなさそう。紫菊賞自体、ゴール前の脚色はワンダープチュックのほうが良く、いくら前に行けるとはいえ人気になるなら積極的に狙うべきではないか。
ヴァナヘイムは位置取り次第だが、この枠だとスローペースの立ち回り勝負はプラスとはいえないはず。萩ステークス同様、差し届かずに終わるかもしれない。
最後にカデナ。百日草特別はメンバーレベルが高く、能力的には勝ち負け必至。ただ展開、隊列を考えると、いかにも差し損ねそうで、人気になるなら末脚不発のほうに賭けたい。
印はコチラ
◎⑤ワンダープチュック
○⑧プラチナヴォイス
▲⑥マイネルザウバア
△④ソーグリッタリング
△⑦アダムバローズ
△⑨ヴァナヘイム
×③カデナ
以上、京都2歳ステークス2016の予想でした。