（@h_r_p_studio さんの写真。キミノナハセンター）
共同通信杯2016の予想参考です。
共同通信杯2016の出走予定馬は、ハートレー、スマートオーディン、イモータル、キングオブアームズ、リスペクトアースなど。東京競馬場芝1800mで行われる３歳限定のGIII戦です。
佐賀記念、的中できずすいません。しかし、柴田大知はなぜ行かなかったんでしょうか。あそこは佐賀で一番苦しいポジションなんですよね。切り替えて週末のＪＲＡ頑張ります！
強い馬が強い競馬をするレース
最近はもっぱら「重賞は展開、隊列がすべてです」と書いていますが、３歳限定戦になると話はそう単純ではありません。それは先週のきさらぎ賞を見ても明らか。いくらオンザロックスに先行力、立ち回り力があっても、サトノダイヤモンドに先着することはできません。まあ100回走れば、１回くらい先着するかもしれませんが、基本的に３歳限定戦は能力＞展開になります（これは未勝利戦も同じ）。
過去５年の共同通信杯を振り返っても終わって納得するような結果ばかり。ただ強い馬が強い競馬をしています。
ゴールドシップ、ディープブリランテ、イスラボニータ、リアルスティール、ドゥラメンテとクラシック好走馬がズラリ。11、13年はメンバーレベルが小粒でしたが、そのほかの年は３着以内馬からクラシック好走馬が出ています。なのでクラシックで通用しそうな馬を買えばいいレースといっていいでしょう。
ただ共同通信杯にはもう１点だけ大事な要素があります。それは立ち回り力。過去５年で上がり最速馬が１勝も挙げていないように、前々でシュッとした脚を使える馬に分があります。13年メイケイペガスター、15年リアルスティールはまさにそのような競馬。少頭数だから後方からでもＯＫというのは落とし穴です。
共同通信杯2016で注目の１頭は？
クラシックで通用しそうなのは現時点でのパフォーマンスを考えれば、やはりハートレーでしょう。ホープフルステークスはまさに圧巻の内容。横山典弘騎手は東京芝1600～2000mくらいの立ち回り競馬が得意ですし、乗り替わりも全く心配しなくていいでしょう。
問題は残りの２議席にどの馬が入ってくるか。現時点で注目しているのは
リスペクトアース
です。京都２歳ステークスは展開、メンバーともに恵まれた２着でした。ただそのことはほとんどの人が分かっているので、今回もそんなに人気にならないでしょう（シルクロードステークスのローレルベローチェ的な）。ただ冷静に展開を考えれば、今回も単騎逃げが濃厚な上に、スマートオーディン、メートルダール、イモータルあたりは明らかに脚を溜める競馬。先週の◎マイネルアウラートみたいな前残りがあっても全く不思議はないでしょう。
以上、共同通信杯2016の予想参考でした。
