(今開催から路盤改修とともに新しくなった大井のクッション砂。早速、金盃デーに見に行ってきました。)

雲取賞2018(大井)の予想です。

雲取賞2018の出走馬は、マースインディ、デニストン、サザンヴィグラス、レベルスリーら16頭。大井競馬場1600mで行われる準重賞。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

水曜日の金盃(【金盃2018予想】大井2600mのSII戦です)は…

1着×クラージュドール(5番人気)
2着△ウマノジョー(6番人気)
3着◎キングニミッツ(4番人気)

で的中(10,000円勝負→24,000円回収)!

本線ではなかったですし、押さえの馬券なので威張れませんが、とりあえず2月は佐賀記念に続いて2本目の的中が出たので良しとしましょう。なんとなくJRAも地方も勢いづいてきた気がします。

雲取賞は毎年、重賞並みのメンバーがそろうレース。来年からはSIIIに格上げされることが決定しており、準重賞で行われるのは今年で最後。ここはイレギュラーですが、予想してみたいと思います。メルマガでもパスワードは配信していないので購入してみたい方だけご覧くださいませ。なんだか金盃より予想時間かかってしまいました(笑)

雲取賞2018の予想と見解です

この時期の3歳重賞は芝でもダートでも「ポテンシャルをいかに見極められるか」がカギ。

JRAの話になるが、今年の共同通信杯では京都2歳ステークス覇者グレイルが7着、G1のホープフルステークスで3着に好走したステイフーリッシュが10着に敗退。勝利を収めたのは前走500万下勝ちのオウケンムーンで、2着は新馬勝ちのサトノソルタスだった。翌日に行われたクイーンカップでも阪神JF3着マウレアが5着に敗退。1~3着馬のうち2頭は前走新馬、未勝利勝ちだった。

何が言いたいかというと、この時期の3歳重賞において重賞実績やクラス経験はほとんどアテにならないということ。大切なのは500万下勝ち直後だったオウケンムーンのような潜在的にポテンシャルの高い馬を見極められるかだろう。

今年の雲取賞は北海道2歳優駿3着サザンヴィグラス、ニューイヤーカップ4着レベルスリー、2連勝中のデニストン&マースインディらが人気を集めそうだが、潜在的なポテンシャルの高さを重視するならここは別に狙ってみたい馬が1頭いる。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ワグナーコーヴがクラシック有力馬に名乗りを上げるか

キャリアはわずか3戦。正直、ピンかパーな気はするが、転入初戦が大物感あふれる走り。まずラップから見ていくと、12.8-12.4-13.1-12.7-12.4-13.6-13.8-13.3と明らかな前傾ラップで逃げ、先行勢にとって厳しい流れ。実際に本馬についていった2、3番手の馬は最下位とブービーに敗れており、逃げ切った本馬の強さだけが際立ったレースだった。しかも直線はほとんど追うことなく、流してのゴール。転入初戦、一気の距離延長、長期休養明けであのパフォーマンスができるなら相当のポテンシャルを秘めていると見ていいだろう。

揉まれた経験なし、初の16頭立て、一気の相手強化など、考えれば不安はつきないが、人気がないなら先物買いしてもいいはず。前日に御神本騎手が疫病で乗り替わりになっているので、もし乗り変わりなら誰に乗り替わるかも注意したい(乗り難しそうなので、できれば御神本騎手に騎乗して欲しい)。

相手はサザンヴィグラスが巻き返してくるはず

いくら2歳重賞の実績がアテにならないとはいえ、JRA馬相手の北海道2歳優駿で3着に好走した馬。前走全日本2歳優駿は淀みのないラップで逃げて直線入り口まで見せ場を作っており、着順以上に中身の濃い競馬だった。これまでのレースぶりから逃げても番手でもOKなタイプ。南関東馬同士なら好勝負必至だろう。

レベルスリーはとにかくハマるかどうか

前走ニューイヤーカップの時にも書いたが、2走前の新風特別が着差以上に強い競馬。振り返れば、3走前の中山ダート1200mの未勝利がなかなかのハイレベルで(すでに未勝利を勝ち上がっているコスモビスティー、マリノディアナ、ドリュウなどが出走)、JRA在籍のままでも現3歳500万下なら通用しても不思議ではないほど。前走ニューイヤーカップは行った行ったで決まった上、スタートで出遅れて流れに乗れず。それでも4着まで追い上げたのだから能力は間違いなく高い。ただ首の高い走法で気性的にやや前向きなところがあり、大外枠だと気分よく行き過ぎてしまわないか心配。1コーナーまでに上手く内にもぐり込めるかがカギになるか。

マースインディはいかにも相手なりに走りそう。新馬から7戦走ってすべて上り3位以内、ハイセイコー記念以外はすべて3着以内で毎回、自分の力をきっちりと出し切るタイプ。相手は近2走よりも強くなるが、減点材料が全くなく、上位争いは確実に加わってくるだろう。

ドンビーは全日本2歳優駿の一戦だけで人気を落とすのであれば、怖い存在。タイムパラドックス×ダンスインザダークでまだまだ奥のありそうな血統。休養期間の間に2歳時よりパワーアップしていても驚けない。

デニストンは近2走が鮮やかな差し切り勝ち。時計はまだまだ詰まりそうで、転入3戦目でパフォーマンスをさらに上げてきても不思議ではなさそう。ただ今回は初の1600m戦。門別時代に一度だけ走った1700mは5頭立ての3着と微妙な結果で、距離延長がプラスに転じることはないか。近2走が過度に評価されるなら嫌う手はある。

スプリングマンは前走アジュディミツオー・メモリアルが僅差の勝利も、転入後は1走ごとにレース内容が良くなっている印象。今回は相手が一気に強化される上、鞍上交代で厳しい戦いになりそうだが、さらに上積みがあるなら通用してもいいか。

最後にキタノシャガール。デニストン同様、近2走は1200mなので全くアテにならないが、フリオーソ×ウイングチケットなら距離はむしろ伸びたほうが良さそう。デニストンを買うならこちらも押さえておいたほうがいい。

雲取賞2018の印

◎⑩ワグナーコーヴ
○⑫サザンヴィグラス
▲⑯レベルスリー
△⑦マースインディ
△①ドンビー
△⑪デニストン
×④スプリングマン
×⑬キタノシャガール

雲取賞2018の予想ファイル

雲取賞2018の買い目

ワグナーコーヴの乗り替わりはかなり心配ですが、ここは当初の予定通りいきます。あと印の最後に×⑮ミスターバッハを追加します。スプリングマンはそもそも買いたくないのですが、そのスプリングマンと前走で差のない競馬だったミスターバッハはさすがに人気がなさ過ぎだろうと。

【本線】

3連複:10-12、16-1、4、7、11、12、13、15、16(13点)

3連複で1列目にワグナーコーヴ、2列目にサザンヴィグラス、レベルスリー、3列目に印を打った馬への組み合わせ。本線はマースインディまでです。正直、ワグナーコーヴが3着以内に来れば、相手はマースインディまでで決まる可能性が高いと見ているのでドンビー以下は軽めに買います。

3連複:7-12-16(1点)

あと3連複でマースインディ、サザンヴィグラス、レベルスリーの組み合わせだけは押さえておきます。

【ボーナス】

3連単:10→7、12、16→7、12、16(6点)

3連単ボーナスを少点数で買うとすれば、印上位4頭で決まる組み合わせでしょうか。

以上、雲取賞2018の予想でした。