京成盃グランドマイラーズ2022(船橋)の予想です。

京成盃グランドマイラーズ2022の出走馬は、モジアナフレイバー、ティーズダンク、カジノフォンテン、グレンツェント、ギガキングら14頭。船橋競馬場1600mで行われるSII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。事実上、現南関東の最強マイラー決定戦のような超豪華なメンバーですね。

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先週までは、

●ユングフラウ賞(【ユングフラウ賞2022予想】浦和1400mのSII戦です
1着◎スティールルージュ(6番人気)
2着〇ジョーストーリー(3番人気)
3着△エミーブレイズ(2番人気)

●エンプレス杯(【エンプレス杯2022予想】川崎2100mのJpnII戦です
1着〇ショウナンナデシコ(1番人気)
2着◎サルサディオーネ(2番人気)
3着△レーヌブランシュ(3番人気)

●名古屋大賞典(【名古屋大賞典2022予想】名古屋1900mのJpnIII戦です
1着◎クリンチャー(1番人気)
2着▲ケイアイパープル(2番人気)
3着〇ジンギ(5番人気)

と毎週当たっていたものの、先週の地方重賞は久しぶりにハズレ。

黒船賞ではイグナイターを対抗に推しましたが、肝心のラプタスがまさかの馬券圏外でした…。兵庫ゴールドトロフィーでは本命に推していたので、ここも素直に信頼すれば良かったと後悔が残る一戦でした。

今週は

ダイオライト記念
京成盃グランドマイラーズ

の2本立て。

どちらもメンバー的に面白そうですし、今週は出来れば、ニタテ、最低でも1本当ててまたプラスで終わりましょう。まずはダイオライト記念から。

京成盃グランドマイラーズ2022の予想と見解です

今年の京成盃グランドマイラーズは、ダートグレードでも通用する馬がズラッと揃った超豪華な一戦。

展開のカギを握るのは昨年の牝馬クラシック二冠馬ケラススヴィアと、連勝中で勢いに乗るスマイルウィ。どちらも逃げてナンボのタイプなだけに、序盤から激しいハナ争いが繰り広げられそう。そこに早め先頭に持ち込みたいカジノフォンテンが追走すれば、レースは淀みのないタフな消耗戦になるだろう。

トリッキーな船橋1600mだが、紛れの少ない地力がしっかりと問われるレースになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命はこの条件でいかにも躍動しそうな

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モジアナフレイバーが巻き返すはずだ

これまで左回りのマイルでは2戦2勝。昨年の川崎マイラーズではワークアンドラブとファルコンビークの行った行ったの流れの中、ダントツの上りをマークして差し切っており、この条件ではとにかく末脚が切れるイメージ。1枠1番はやや乗り難しさはあるものの、川崎マイラーズもインで脚を溜める形だったので、前に壁を作れるという点では決して悪くない枠順だろう。対カジノフォンテンでは斤量2キロ、対ティーズダンクでは斤量1キロのアドバンテージ。斤量面での恩恵もある。スムーズな追走ができるかはカギになるが、多少の不利があっても地力でカバーできるはずだ。

相手はカジノフォンテンが巻き返すだろう

昨年の帝王賞以降、苦戦が続いているものの、条件が合わなかったり、展開に泣かされたレースばかり。前走川崎記念では勝ち馬チュウワウィザードに完敗だったものの、2着エルデュクラージュから0.4秒差に留まっており、決して悲観する内容ではなかった。今回は本馬が最も得意にしていると言っていい船橋のマイル戦。同型・ケラススヴィア、スマイルウィをどう捌くかはカギも、昨年のかしわ記念のように番手から徐々に位置を押し上げる競馬もできるので、外目からスムーズな先行策が叶えば、持てる力をフルに発揮してくれるだろう。かしわ記念連覇を目指すためにも、ここで無様な競馬はできない。

3番手はティーズダンクが強い

2歳時から息の長い活躍を見せているが、昨夏以降、さらにパワーアップした印象。オーバルスプリントで勝ち馬テイエムサウスダンの2着に好走すると、ゴールドカップではモジアナフレイバーを抑えて勝利。実績ではモジアナフレイバー、カジノフォンテンの方が上だが、能力的にはそこまでそん色ないだろう。操作性があり、どんな競馬でもできるので、不発に終わる可能性は低いのではないか。昨年のゴールドカップ以来の実戦だが、ここを目標にしっかりと調整されており、状態は良さそうだ。

最後に上り馬のギガキング。現4歳世代は冴えないイメージが強いものの、本馬はここに来て力をじわじわとつけている印象。前走報知グランプリカップは着差以上に余力を感じさせる内容で、相手が強化されれば、パフォーマンスも上げられるのではないか。スタートがそこまで速くないので、被されずに運べる外枠を引けたのは本馬にとってプラスだろう。

京成盃グランドマイラーズ2022の印

◎①モジアナフレイバー
〇⑦カジノフォンテン
▲⑥ティーズダンク
△⑫ギガキング

2番ハイランドピーク…トーセンブライト産駒らしくレース巧者なイメージで、ここもソツなく走ってきそうだが、1400mは気持ち短い印象がある。善戦はしても上位争いまでは難しいか。

3番ゴールドホイヤー…前走報知グランプリカップでは勝ち馬ギガキングに完敗。このメンバーでは荷が重いだろう。

4番チェスナットコート…昨年の京成盃グランドマイラーズでは3着に好走したが、2着タービランスから2秒差をつけられており、グレンツェントの凡走もあったことで、漁夫の利的な好走だった。今年は昨年と比べてメンバーレベルが大幅に強化されており、掲示板に入るのも難しいだろう。

5番ラッキードリーム…転入初戦の日吉オープンで逃げ切り勝ちを収め、先々が楽しみな1頭だが、今回は南関東の一級線が相手。マイルがベストとも思えず、ここは経験を積む舞台化。

8番ケラススヴィア…昨年の牝馬クラシック二冠馬も、クラシックが終わってからの成長が感じられず。仮にハナ主張が叶っても3~4コーナーで脱落しているだろう。

9番グランドロワ…南関東に転入して2戦するも、どちらもシンガリ負け。南関東のオープンクラスでは明らかに能力不足。

10番スマイルウィ…前走のJRA交流戦・ハートビートレインが圧巻の勝ちっぷりで、重賞でも通用するポテンシャルを秘めているが、今回は相手が悪い。仮にハナ主張が叶っても、直後を追走するカジノフォンテンを振り切るのは難しいのでは。

11番グレンツェント…マイル重賞でコンスタントに走っているが、今回は相手が悪い。上位勢の凡走があれば、馬券圏内に届くかもしれないが、能力通りの結果なら掲示板までが精いっぱいだろう。

13番リュウノシンゲン…前走梅花賞で2着に好走し、南関東のオープンクラスでも十分に通用する力を示したが、トップクラスが集うSIIではさすがに力不足だろう。

14番マイネルサーパス…南関東に転入後、2戦してどちらも大敗。南関東のオープンクラスで通用する能力はない。

京成盃グランドマイラーズ2022の買い目

ダイオライト記念は川崎記念で本命を打つ予定だったノーヴァレンダを信用し切れず、少し後悔。間隔が少し空いていたのと、同型・メイショウカズサの存在がどうしても気がかりでしたが、ハナ主張が叶い、理想的な競馬でしたね。単勝で10倍もついたのは意外でした。京成盃グランドマイラーズは相手を絞って勝負したいと思います。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△ー〇▲△(3点)

馬券は3連複でモジアナフレイバーから印を打った馬へ。本線は印上位3頭の組み合わせです。上位人気の一角・スマイルウィは怖い存在でしたが、カジノフォンテンが前を掃除してくれる展開に賭けたいと思います。ダイオライト記念がノーヴァレンダの逃げ切りだったので、ここはほかの騎手も早めに動いてくるのではないでしょうか。

京成盃グランドマイラーズ2022の予想でした。