京浜盃2023の予想です。

京浜盃2023の出走馬は、リベイクフルシティ、トノパー、ポリゴンウェイヴ、サグアロ、トワシュトラール、タイガーチャージなど14頭。大井競馬場1700mで行われるSII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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京浜盃2023の予想です

京浜盃は南関東クラシック第一冠・羽田盃に向けた最重要ステップレース。

中央競馬では本来その位置づけにある弥生賞をパスして皐月賞に挑むのが最近のトレンドだが、南関東では雲取賞が重賞に格上げされて以降も、未だに京浜盃が羽田盃への登竜門的な位置づけになっている。

例年なら雲取賞上位勢がそのまま京浜盃にスライドするが、今年は雲鳥賞勝ち馬ヒーローコールが先週のJRAのオープン特別・伏竜ステークスに出走し、2着マンダリンヒーローはサンタアニタダービーに挑戦予定。今年の京浜盃は「雲鳥賞敗退馬vs別路線組」という図式と捉えていいだろう。

舞台は総合力が問われる大井の外回り。ここは各馬の出走してきたレースのレベルを基準に能力重視で考えたい。それでは予想にいきましょう。本命はクラシック戦線の主役になっていい…

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ポリゴンウェイヴの地力が優る

2走前のハイセイコー記念ではマンダリンヒーローと一騎打ちを演じて2着に好走した馬。そのマンダリンヒーローは年明け初戦の雲鳥賞で2着に好走しており、本馬が雲鳥賞に出走していれば、勝ち負けに加わっていた可能性が高い。前走ニューイヤーカップは4コーナーで手応えが悪くなり、一度はピノホホッアに交わされたが、直線で外に持ち出されると再加速して差し切り勝ち。着差以上に強さが際立ったレースだった。ここは同型との兼ね合いがカギも、このメンバー、枠順の並びなら内から逃げるトノパーの外目2番手に落ち着きそう。自ら体力勝負に持ち込み、粘り込むのではないか。

相手はトワシュトラールが有力だろう

前走雲鳥賞では3着に終わったが、4着タイガーチャージに5馬身差をつけており、単純に相手が悪かっただけ。今回は雲取賞で先着を許したヒーローコール、マンダリンヒーローが不在なので、前走並みのパフォーマンスを見せれば、馬券圏内が見えてくるのではないか。前走は押しだされ気味に逃げる形になったが、本来は控えても競馬を組み立てられる。

3番手はリベイクフルシティの巻き返しが怖い

デビュー4連勝でゴールドジュニアを制した実力馬。前走ハイセイコー記念では5着に終わったものの、内で砂を被った影響か行きっぷりが悪く、取りたい位置を取れなかったのが敗因だろう。マジェスティックウォリアー産駒なら本質的に距離が伸びてこそ。再度内枠に入ってしまったのは気になる材料も、前走の敗戦だけで人気を落とすなら要注意だろう。

タイガーチャージは雲取賞で4着に健闘。1~3着馬には完敗だったものの、本馬自身は休み明けでもあった。ミッキーロケット産駒らしく早めに動いてこそのタイプなので、強気な騎乗がウリの真島騎手とは手が合うのではないか(2走前の白鳥特別は同騎手とのコンビで勝利)。

グロリオサは雲取賞で4着タイガーチャージから0.4秒差の6着。当時、平和賞以来の実戦だったので、ひと叩きされた上積みはありそう。追って味のあるタイプで、大井外回り自体は合っている。

サベージは前走クラシックトライアルで4着に終わったが、超スローペースで差し届かずの敗戦。ここは内からトノパー、ポリゴンウェイヴ、サグアロなど前に行きたい馬が多く、タフな消耗戦になれば、浮上の余地はあるだろう。

トノパーは転入初戦だった前走ツインサドル特別が同日の準重賞・ティアラカップでも4着に入る好時計で圧勝。距離が伸びてどこまで走れるか未知数も、ポテンシャル自体は高い。

サグアロは前走くすのき賞で大敗を喫すも、2走前の1勝クラスは開幕週の差し馬場だった中京ダートで強気の先行策を打って3着と中身の濃い競馬だった。ここは相手が強いものの、当時並みのパフォーマンスを発揮すれば、通用しても不思議ではないか。

メーサンデュラントは年明けから馬がガラッと変わり、目下3連勝中。今回は相手関係が一気に強化されるものの、前走の勝ちっぷりならどこまで走れるか楽しみの方が大きい。

最後にオピニオンリーダー。ここまで1200mのみ使われており、常識的に買いづらいが、父はむしろ距離が伸びてこそのシニスターミニスター。鞍上が矢野騎手なら一枚押さえておいて損はないか。

京浜盃2023の印です

◎⑥ポリゴンウェイヴ
〇⑩トワシュトラール
▲①リベイクフルシティ
△⑪タイガーチャージ
△⑫グロリオサ
△⑤サベージ
×③トノパー
×⑦サグアロ
×②メーサンデュラント
×⑧オピニオンリーダー

4番ストライク…前走八ツ瀬川賞では勝ち馬メーサンデュラントから1.1秒差の3着に敗退。このメンバーでは荷が重い。

9番ルクバー…前走船橋フューチュリティマイルの勝ち馬エピファニーボーイは白鳥賞3着馬。エピファニーボーイを基準に考えると、タイガーチャージ、サベージ>ルクバーと考えていいのでは。

13番サムタイムアゴー…浦和でデビュー3連勝を飾るも、その後は重賞路線で苦戦続き。成長力に乏しく、このメンバーでは苦戦必至だろう。

14番シャープムスタング…前走はマイペースの逃げを打ち、直線半ばでは楽勝ムードだったが、追い出されてから外にヨレてしまい、騎手が落馬。まだ底を見せていない印象だが、休み明けで一級線相手ではさすがに荷が重いのでは。

京浜盃2023の買い目です

ここは◎ポリゴンウェイヴ〇トワシュトラールから印を打った馬へ流します。

3連複:◎ー〇ー▲△△△××××(8点)

3連複でポリゴンウェイヴ、トワシュトラールから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はサグアロまでです。

以上、京浜盃2023の予想でした。