ユングフラウ賞2018（浦和）の予想です。
ユングフラウ賞2018の出走馬は、グラヴィオーラ、ストロングハート、ゴールドパテック、ハタノサンドリヨンら12頭。浦和競馬場1400mで行われるSII戦。このレースは勝負度Ｃ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
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ユングフラウ賞2018の予想と見解です
桜花賞のトライアルレースとして行われるのがユングフラウ賞。桜花賞、ユングフラウ賞はともに浦和競馬場で行われ、距離も200mしか違わないが、この２レースは全くの別物で、
ユングフラウ賞＝末脚の持続力が求められる
桜花賞＝先行力が求められる
のイメージ。分かりやすくいえば、今週に行われるフェブラリーステークスと根岸ステークスの関係に近いか。
浦和ダート1400mは基本的に向上面からレースが動くため、序盤から位置を取りにいくと差し馬の餌食になることが多く、序盤にスタミナを温存できる器用な差し馬に有利なコース。過去のユングフラウ賞３着以内馬の１コーナーの通過順を見ても、３着以内馬15頭のうち11頭は１コーナー４番手以下だった。
◆過去５年のユングフラウ賞３着以内馬と１コーナーの通過順
| 年 | 着順 | 馬名 | １コーナー |
|---|---|---|---|
| 17年 | 1 | ステップオブダンス | ５番手 |
| 2 | アップトゥユー | ２番手 | |
| 3 | グラスサファイヤ | ４番手 | |
| 16年 | 1 | モダンウーマン | ４番手 |
| 2 | ポッドガゼール | ９番手 | |
| 3 | リンダリンダ | ５番手 | |
| 15年 | 1 | スターローズ | ８番手 |
| 2 | リボンスティック | 10番手 | |
| 3 | トーセンマリオン | ３番手 | |
| 14年 | 1 | ノットオーソリティ | １番手 |
| 2 | シャークファング | ３番手 | |
| 3 | ブルーセレブ | ６番手 | |
| 13年 | 1 | カイカヨソウ | ５番手 |
| 2 | イチリュウ | 10番手 | |
| 3 | ピーディフォース | ８番手 |
さすがに４コーナーまでじっとしていたら差し届かずに終わってしまうが、１～２コーナーまではじっと我慢し、向上面からスピードを落とさずに３～４コーナーを回って最後まで伸び続けられる馬を狙いたい。
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本命は末脚勝負ならゴールドパテックでいいか
いかにもダートの末脚堅実な差し馬の印象で、展開、馬場、コース関係なく追い込んでくるタイプ。前走東京２歳優駿牝馬はグラヴィオーラ、ストロングハートに次ぐ３着に敗れたが、前述の２頭はどちらかというとスピード優位なタイプ。浦和ダート1400mの向上面からの追い比べになれば、本馬の方が分があるだろう。1400mは久しぶりになるが、ローレル賞の行きっぷりを見る限り、全く問題ない。
相手はストロングハートが堅実駆けか
前走東京２歳優駿牝馬は１番人気に応えられなかったが、直線で伸びづらいラチ沿いに入ってしまい、勝ち馬グラヴィオーラとは通ったコースの差と考えてよさそう。実際、門別時代にはリリーカップ、エーデルワイス賞でグラヴィオーラを下しており、前走の着差がそのまま２頭の能力差ではないだろう。今回はグラヴィオーラに不安材料がたっぷりなので、堅実に走ってくるのは本馬のはずだ。
３番手は条件的に合うハタノサンドリヨンが怖い
追って味がある上に浦和コースにも実績があり、いかにもユングフラウ賞に合いそうなタイプ。しかも鞍上が中野騎手とくれば、絶妙なタイミングでゴーサインを出して伸びてくるイメージしか浮かばない。同枠のゴールドパテックの鞍上が犬猿の仲の山崎騎手なので、ゴールドパテックが動いたら本馬も一緒に動いていくのではないか。
エターナルモールは東京２歳優駿牝馬こそキャリアの浅さを見せて敗れたが、前走若水特別が着差以上に強い勝ちっぷり。すでに浦和コースで結果を出しているのは魅力で、内で上手く脚を溜められれば、先行馬が崩れたところをスルスルと伸びてきそうだ。
ピースフルジョイは前走若水特別が差し損ねての３着。３走前には早仕掛けしたハタノサンドリヨンを外から鮮やかに差し切っており、能力が高いのは間違いない。乗り替わりや内枠はマイナスだが、この人気なら買う価値はある。
ポッドジゼルは瀧川騎手が後方でじっくりと脚を溜めて終始経済コースを通るようなイチかバチかの競馬をしてきそう。２走前の東京２歳優駿牝馬では勝ち馬グラヴィオーラから1.0秒差の６着。今回は当時の１～３着馬とは斤量２キロ差があり、乗り方ひとつで上位進出のチャンスはある。
最後にクロスウィンド。南関東に転入後はやや物足りない結果だが、門別時代にはブロッサムカップを勝利している実力馬。このメンバーなら位置取りは中団以下になりそうで展開自体は向くかもしれない。
東京２歳優駿牝馬を勝利したグラヴィオーラはいかにも危険な雰囲気。まず２走前のローレル賞が不可解な敗戦で左回りで結果が出ていないこと。そしてエーデルワイス賞以降は馬体重が減り続けており、前走が過去最低の馬体重。今回は増えていようと減っていようと反動があるのではないか。
ユングフラウ賞2018の印
◎⑪ゴールドパテック
○⑦ストロングハート
▲⑫ハタノサンドリヨン
△④エターナルモール
△①ピースフルジョイ
△②ポッドジゼル
×⑧クロスウィンド
ユングフラウ賞2018の予想ファイル
ユングフラウ賞2018の買い目
ここは◎ゴールドパテック○ストロングハート▲ハタノサンドリヨンを信頼し、グラヴィオーラが飛ぶことを前提に馬券を購入していきます。ただ多くの馬が年明け初戦でもあるので、馬体重の増減には注意したいですね。グラヴィオーラは中間の調教でビッシリと追っているので回復しているような気はしますが、さらに減るならさすがに飛ぶのではないでしょうか。印上位３頭で決まるとあまり妙味がなさそうなので、できればピースフルジョイ、ポッドジゼルの台頭に期待したいところです。
【本線】
３連複：１１－７、１２－１、２、４、８、１２（９点）
３連複で１列目にゴールドパテック、２列目にストロングハート、ハタノサンドリヨン、３列目に印を打った馬への組み合わせ。本線は２列目がストロングハート、３列目がポッドジゼルまでです。
【ボーナス】
３連単：１１⇔７→１、２、４、１２（８点）
３連単を絞って買うとすれば、◎ゴールドパテック○ストロングハートのワンツーで決まり、３着にポッドジゼルまでが入る組み合わせでしょうか。
以上、ユングフラウ賞2018の予想でした。
