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エプソムカップ2017の予想です。

エプソムカップ2017の出走馬は、マイネルハニー、クラリティスカイ、アストラエンブレム、ヒストリカル、デンコウアンジュなど18頭。東京競馬場芝1800mで行われるＧ３戦です。

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エプソムカップ2017の予想です

ここは展開予想がカギになるだろう。前に行きたいのはマイネル軍団の２頭。ただ同一馬主なので競い合うことはなさそうで、１枠１番を引いたマイネルミラノがすんなりとハナに立つ形か。マイネルハニーは２番手に収まり、その直後に番手でも競馬ができるクラリティスカイ、戸崎騎手に乗り替わったタイセイサミットらが追走。昨年同様にペースはそこまで上がらず、立ち回り力と加速力が問われるレースになるのではないか。現状の東京芝は内が決して有利ではないものの、前に行く馬も内を避けて通ってくるので、前に行けるからといって馬場の悪い内を通らされると決めつけないほうが良さそう。スローペース寄りのレースになれば、前々で立ち回れるか一瞬の脚に秀でた馬が有利になりそうだ。

本命はマイネルハニー

先行力があるのでコーナー４回の小回りコースのほうが良さそうだが、３勝のうち２勝は東京コース。東京芝1600～2000mでは【2.1.1.0】と大崩れしておらず、チャレンジカップの内容を見ても、ワンターンの東京芝1800mに変わるのはプラスだろう。前走小倉大賞典の大敗は不可解だが、２走前の京都金杯は適性外の条件の中、５着と健闘。３走前のチャレンジカップではハイペースを好位から押し切る強い内容で、本来の力さえ出せれば、ここは巻き返しがあっていいはずだ。

相手はクラリティスカイ

前走メイステークスは３着に敗れたとはいえ、勝ち馬タイセイサミットとは斤量3.5キロ差、２着アストラエンブレムとは斤量１キロ差があった中での戦い。今回は２頭と同斤量になり、メイステークス上位馬で条件が最も好転するのはこの馬か。マイネルハニーが前々で粘り込むとすれば、その近くを追走していそうな本馬の粘り込みもありそうだ。

３番手はアストラエンブレム

前走メイステークスはタイセイサミットに敗れたとはいえ、斤量2.5キロ差が大きかった。今回は同斤量での出走となり、着順は逆転する可能性が高いのではないか。マイネルハニー、クラリティスカイよりは後ろの位置取りになりそうだが、新馬戦以降、すべて上り３位以内をマークしているように一瞬の脚に秀でたタイプ。スローペースになれば、そこそこの位置を取れて速い上りを使える本馬にとっては理想的なレースになるだろう。

ヒストリカルはドスローのメイステークスでも追い込んできたように、同舞台への適性は相当高い。血統的にもこのレースで活躍が目立っているサンデーサイレンス系×ノーザンテースト系で、買い要素はそろっているといえるか。ただ再度、スローペースになりそうなこと、11頭立て→18頭立てで馬群を捌く必要があることを考えると、重い印を打つのはややリスキーかもしれない。

デンコウアンジュはヴィクトリアマイルが勝ち等しい内容での２着。振り返れば、オークスでも不利がなければ…というレースをしており、東京コースでは完全に別馬と捉えたほうがよさそう。１ハロンの距離延長で末脚が鈍るとも思えず、引き続きの好走があってもいいだろう。ただヒストリカル同様、脚質的にリスクがあるので相手候補に留めておく。

タイセイサミットは立ち回り決着を想定するなら当然抑えておきたい馬。ただメイステークスは展開と斤量に恵まれたレース。対アストラエンブレム、クラリティスカイを考えると、プラスになる要素がないので、抑え評価が妥当だろう。

以下、近走不振もチャレンジカップ２着で実力はあるベルーフ、昨年の同レース２着馬フルーキーまで挙げておきたい。

エプソムカップ2017の印です

◎⑦マイネルハニー
○⑨クラリティスカイ
▲⑩アストラエンブレム
△④ヒストリカル
△⑥デンコウアンジュ
△⑭タイセイサミット
×⑪ベルーフ
×②フルーキー

以上、エプソムカップ2017の予想でした。