（@h_r_p_studio さんの写真。）
エプソムカップ2016の予想考察です。
エプソムカップ2016の出走予定馬は、ルージュバック、フルーキー、マイネルミラノ、ロジチャリス、レコンダイトなど。東京競馬場芝1800mで行われるＧ３戦です。
安田記念はまさかのロゴタイプの逃げ切り。正直、予想の入口までは良かったので悔しいですね。少し振り返ると
「例年淀みのないペースで流れることが多いレースだが、今年は異例の12頭立て。過去の傾向はアテにならず、シンプルに出走馬から展開と隊列を予想して、最も流れが向きそうな馬を選んでいくのがいいだろう。
ハナを奪うのは田辺騎手騎乗のロゴタイプ。ただ回ってきて終わる騎手ではないので、ここは意表を突いた逃げの手を打つはず（昨年の天皇賞（秋）のクラレントと同じ雰囲気）。」
とレッドアリオンではなく、田辺騎手のロゴタイプが行くと読んでいたわけですが、そこから立ち回り勝負よりもベタな加速力勝負のほうを選択してしまいました。現代競馬は立ち回り力＞加速力ですし、平場なら◎ロゴタイプから行った行ったを狙っていたかもしれません。そういう意味で重賞、しかもＧ１で少し考え過ぎました。
というのも前日の土曜日に勝負レースとして配信した国分寺特別（安田記念と同舞台、同じ12頭立て）が以下のような予想だったからです。
≪東京９レース 国分寺特別 勝負度Ｄ（自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆）≫
◎①ウインガニオン
○⑥スターファセット
▲⑩クワトロガッツ
△③ストリートキャップ
△⑦レトロクラシック
△⑧ムーンクエイク少頭数で上位拮抗ムードだが、一発があるとすればウインガニオンだろう。1000万下で結果が出なかったものの、４走前は大外からグイグイと伸びており、見せ場十分の走り。いまひとつ掴みどころのない馬だが、能力があるのは間違いない。今回はメンバー的に単騎逃げが濃厚。前走が負け過ぎで強気になれないが、能力、展開を考えると買う価値はありそうだ。
相手は1000万下でもあと一歩の走りを続けてきたスターファセットが有力だろう。
【参考買い目】
馬連：１ー６
３連複：１－６－３、７、８、１０（４点）
これは行った行ったではないのですが、やはり逃げたウインガニオンがそのまま押し切って波乱の決着。ウインガニオンは単勝52.9倍の９番人気でした。
安田記念は国分寺特別と全く同じ条件でしかも同じ12頭立て。国分寺特別で逃げ切りを狙って、安田記念で逃げ切りを狙えなかったのは、「Ｇ１だから当てたい」という欲が少しあったからかもしれません。平場もＧ１も１レースは１レース。平場もＧ１も当てたいという気持ちを出さないほうが結果的には大きな当たりをつかめることを改めて感じました。
平場の勝負レースなどはゆたぽんの馬券生活共同組合で配信しております。
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立ち回り力が問われるレース
まずは過去５年のエプソムカップの結果を見ていきましょう。
勝ち馬５頭中４頭は４コーナー４番手以内。差して勝利したのは14年ディサイファのみです。そのディサイファも１枠１番から立ち回りを生かしての勝利なので、エプソムカップは立ち回り力が問われるレースといっていいでしょう。
レースの流れとしては一定のラップがダラッと続くことが多いので、加速力よりも持続力を重視したほうが良さそう。勝ち馬のダークシャドウ、トーセンレーヴ、クラレント、ディサイファなどの名前を見ても「切れる」というより「長くいい脚を使う」というイメージですよね。
エプソムカップ2016で注目の１頭は？
１番人気はルージュバックでしょうか。一定のラップがダラッと続くという意味ではエプソムカップに適性があると思いますが、あとはポジションを取れるかでしょうかね。マンハッタンカフェ産駒らしく不器用な面があるので、とにかく注文がつくタイプ。馬群を割るセンスがないので、内枠を引いたら何も出来ずに終わってしまうかもしれません。メンバーを見て買いたいと思ったのはベタですが、
マイネルミラノ
です。あまり人気が落ちないタイプなのが嫌ですが、メンバーを見る限り、前に行く馬が明らかに少ないので展開は向きそう。距離も1800mがベストでしょう。何かに差される可能性はありますが、重い印を打つ予定です。
以上、エプソムカップ2016の予想考察でした。
