ドバイターフ2024の予想です。

ドバイターフ2024の出走馬は、日本からダノンベルーガ、ドウデュース、マテンロウスカイ、ナミュールが遠征。海外勢は、ロードノース、ルクセンブルク、メジャードタイム、ヴォイッジバブルらが出走します。メイダン競馬場芝1800mで行われるG1戦。このレースは勝負度B(自信度★★☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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ドバイターフ2024の予想です

ドバイターフは、ドバイ国際競走の中で日本馬が最も活躍しているレース。

07年アドマイヤムーンの勝利に始まり、14年ジャスタウェイ、16年リアルスティール、17年ヴィブロス、19年アーモンドアイ、22年パンサラッサ(※ロードノースと同着)と、近年は日本馬が中心になりつつある。とりわけ14年以降は日本馬が参戦すれば、必ず馬券圏内に食い込んでいる

今年の日本勢は前年の2着馬ダノンベルーガ、有馬記念で復活を果たしたドウデュース、中山記念勝ち馬マテンロウスカイ、昨年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬ナミュールの4頭。果たして今年も日本勢が躍動するレースになるのだろうか。本命は舞台適性抜群の…

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ダノンベルーガが巻き返すはずだ

昨年のドバイターフでは勝ち馬ロードノースから0.1秒差の2着に敗れるも、直線で馬群を捌くのに手間取ってしまい、スムーズに捌けていれば、「ロードノースを差し切っていたのでは?」と思わせた走りだった。これまでワンターンの芝1800mは共同通信杯1着、ドバイターフ2着。同条件への適性が非常に高く、昨年とメンバーレベルがほぼ変わらない今年の組み合わせなら立ち回りひとつで勝ち負けに持ち込めるだろう。昨年は2番ゲートで乗り難しさがあったものの、今年は10番ゲートに入ったので、直線でよりスムーズに末脚を伸ばせるのではないか。ドバイターフは、リアルスティール(16年1着→18年3着)、ヴィブロス(17年1着→18年2着→19年2着)、ロードノース(21年1着→22年1着→23年1着)らの走りを見ても、リピーター色が非常に強い。

相手は今年もロードノースが怖い

ドバイターフを最大目標に使われている馬で、近2年は長期休養明け→オールウェザーのウィンターダービー→ドバイターフのローテーションで本番できっちりと勝利。今年は前哨戦のウィンターダービーで2着。いかにもトライアル的な負け方で、今年も本番でパフォーマンスをしっかりと上げてくるのではないか。過去3年、本馬を勝利に導いているデットーリ騎手が騎乗できるのも魅力。

3番手は香港のヴォイッジバブルが怖い

昨年の香港マイルでは単勝万馬券の大穴だったが、ゴールデンシックスティの2着に入ると、年明け初戦の香港スチュワーズカップでビューティーエターナルらを下して勝利。続く香港ゴールドカップでは勝ち馬ロマンチックウォリアーと一騎打ちを演じ、香港のマイル~中距離路線でトップクラスの能力を秘めている。ロマンチックウォリアーは昨年の香港カップでルクセンブルク、ヒシイグアスらを下して勝利。ロマンチックウォリアーを基準に考えると、本馬は国際G1で十分に通用するのではないか。

ここは買いたい馬がハッキリしているので、印を絞って勝負したい。

ドバイターフ2024の印です

◎④ダノンベルーガ
〇⑦ロードノース
▲⑭ヴォイッジバブル

1番カイロ…アイルランド調教馬で重賞未勝利。2走前の香港マイルでは10着に敗れており、時計の速い馬場への適性に疑問が残る。

2番カリフ…前走ネオムターフカップではキラーアビリティに先着を許しての3着。このメンバーでは荷が重いのでは。

3番キャットニップ…前走ペガサスワールドカップターフではウォームハートから0.1秒差の3着。まだキャリアが浅く、上昇の余地を残しているが、前走並みのパフォーマンスでは通用しないか。

5番ドウデュース…フランス遠征後はスタミナ色が強く、長丁場やタフな条件でこそ良さが生きる印象。器用さや決め手が要求されるメイダン芝1800mでは本馬の持ち味が生きないのでは。

6番ファクトゥールシュヴァル…欧州のG1で堅実な走りを続けており、実績的に好走しても何ら不思議ではないが、積極的に買いたい材料が見当たらず。人気がないなら押さえてもいいが…

8番ルクセンブルク…古馬になってからの成長力に乏しく、G1では常に善戦止まり。前走ネオムターフカップでは格下の馬に敗戦。あまり上積みがなさそう。人気を考えても軽視がベターだろう。

9番マテンロウスカイ…前走中山記念は鞍上の好騎乗が光った一戦。コーナー4回のコースで立ち回りを生かしたいタイプなので、ワンターンの芝1800mは割り引き。

10番メジャードタイム…まだ底を見せておらず、不気味さはあるものの、前走ジュベルハッタはメンバーレベルが低かった。このメンバーで人気を集めるなら敬遠したい。

11番リアルワールド…昨年のドバイターフでは9着に敗退。今年も苦戦必至なのでは。

12番サンドナート…3走前のジュベルハッタではメジャードタイムに完敗。このメンバーでは荷が重い。

13番ストレートアロン…香港スチュワーズカップ、香港ゴールドカップの走りを見ると、ヴォイッジバブルの方が格上だろう。

15番ナミュール…昨年のマイルチャンピオンシップでG1初制覇を果たすと、続く香港マイルでは3着に好走。ここに来て充実しているが、今回は1ハロンの距離延長、さらなる相手強化で、馬券圏内に加わるハードルはやや高いか。

16番ナシュワ…欧州のG1で善戦しており、レーティング的にも通用の下地はあるが、時計の速い馬場に対応できるか未知数。積極的に買いたいほどではない。

ドバイターフ2024の買い目です

ここは予想以上にドウデュースに人気が集中しているため、欧州勢で明らかに過小評価されている3頭を印に追加します。

◎④ダノンベルーガ
〇⑦ロードノース
▲⑭ヴォイッジバブル
△⑥ファクトゥールシュヴァル
△⑯ナシュワ
△⑧ルクセンブルク

【買い目】

複勝:◎(1点)

馬連:◎ー〇▲△△△(5点)…本線はヴォイッジバブルまで

馬券は複勝を押さえつつ、あとは馬連で印を打った馬に流します。本線はヴォイッジバブルまでです。複勝のみの的中でも投資額くらいは回収できるようにします。

以上、ドバイターフ2024の予想でした。