ドバイターフ2022(メイダン)の予想です。

ドバイターフ2022の出走馬は、ロードノース、モハーフェス、カーネルリアム、サフロンビーチなどが出走。日本からはパンサラッサ、シュネルマイスター、ヴァンドギャルドが遠征します。メイダン競馬場芝1800mで行われるG1戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

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ドバイターフ2022の予想と見解です

ドバイターフは、ドバイ国際競走の中で日本馬が最も活躍しているレース。

07年アドマイヤムーンの勝利に始まり、14年ジャスタウェイ、16年リアルスティール、17年ヴィブロス、19年アーモンドアイと、近年は日本馬が中心になりつつある。とりわけ14年以降は日本馬が参戦すれば、必ず馬券圏内に食い込んでいる。

今年は日本から昨年のNHKマイルカップ勝ち馬シュネルマイスター、個性的な逃げ馬パンサラッサ、前年の2着馬ヴァンドギャルドが出走。例年通りならこの中から最低でも1頭は3着以内馬が出てくるだろう。

ただ馬券的には過剰人気必至の日本馬ではなく、過小評価されやすい欧州勢から入ってみたい。それでは予想にいきましょう。本命はレース傾向的に走ってくる可能性が高いと見ている

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前年覇者のロードノースを信頼したい

まずドバイターフは芝1800mという非根幹距離であるゆえか、リアルスティール(16年1着→18年3着)、ヴィブロス(17年1着→18年2着→19年2着)が複数年に渡って好走しているように、リピーター色が強いレース。本馬は前年のドバイターフで完勝しており、同舞台への適性の高さを証明済み。約11ヶ月ぶりだった前走ウィンターダービーの走りも悪くなく、状態に不安さえなければ、今年も本馬が勝ち負けに加わってくるのではないか。

相手は人気でもシュネルマイスターが最有力

過去のドバイターフで勝利を収めたリアルスティール(16年ドバイターフ1着、17年毎日王冠1着)、ヴィブロス(17年ドバイターフ1着、同年府中牝馬ステークス2着)、アーモンドアイ(19年ドバイターフ1着、20年ヴィクトリアマイル1着)らを見ると、ドバイターフと東京芝1600~1800m重賞はリンクしているので、東京芝1600~1800mで実績を残してきた本馬はいかにもこの条件で走りそう。枠順的にもレース運びはしやすそうで、日本馬で最も好走する可能性が高いのは本馬だろう。

3番手はサフロンビーチが不気味

前走サンチャリオットステークスでは1番人気のマザーアースに完勝している馬。レーティングはセックスアローワンスを考慮すると、シュネルマイスターと2位タイで並んでおり、間隔が空いたものの、ポテンシャルはこのメンバーに入ってもヒケを取らないだろう。国内オッズでは過小評価されそうな雰囲気があるので、馬券的には狙い目と言えるのではないか。

モハーフェスは前走英インターナショナルステークスで勝ち馬ミシュリフに完敗するも、2着アレンカー、3着ラブとはほとんど差がなく、G1通用のメドが立った一戦だった。サフロンビーチ同様に長期休養明けは不安だが、潜在能力はこのメンバーでもヒケを取らないはずだ。

ハロヴィアンは前走ネオムターフカップで4着に敗れるも、勝ち馬オーソリティを早めに追いかける形で内容的には決して悪くなかった。2走前のチャーチルステークスではパイルドライヴァーと僅差の競馬をしており、実績的には格下だが、能力的にはそこまで見劣らないのではないか。

パンサラッサは国内オッズではシュネルマイスターに次ぐ人気を集めそうだが、ピンかパーかのタイプなだけにどっちにも転びそう。福島記念、中山記念ともに上がり37秒台での逃げ切り勝ち。ワンターンのドバイターフでは速い上りが問われるはずで、そう易々と逃がしてもらえないか。

カーネルリアムは前走ペガサスワールドカップターフで連覇を達成。レーティング的には上位だが、欧州勢や日本勢相手にどこまで走れるかはやや未知数ではある。

マイオベロンは近走で格下のレースを走っているが、4走前のプリンスオブウェールズステークスで4着に健闘した馬。このメンバーなら当時だけ走れば、馬券圏内に食い込む資格はあるだろう。

最後にアルファリーク。ドバイターフの前哨戦・ジェベルハッタの勝ち馬。着差こそ僅かだったが、馬群の間からしぶとく伸びる、味のある勝ち方だった。内目の枠を引けたので、前走同様にロスなく立ち回って末脚を生かせれば、台頭の余地はあるか。

ドバイターフ2022の印

◎⑧ロードノース
〇⑫シュネルマイスター
▲⑯サフロンビーチ
△⑨モハーフェス
△⑥ハロヴィアン
△⑪パンサラッサ
×②カーネルリアム
×⑩マイオベロン
×①アルファリーク

3番デザートファイア…前走レッドシーターフハンデキャップで勝ち馬ステイフーリッシュに完敗。このメンバーでは荷が重い。

5番ハキーキー…実績的に明らかに格下。前走も条件戦で大敗している。

7番ロードグリッターズ…19年ドバイターフ3着馬も、昨年は6着に敗退。すでに9歳でピークを過ぎた感がある。

13番サーバスカー…前走ジュベルハッタで4着に敗退。今回は相手がグッと強化されるので、掲示板に入るのも難しいのでは。

14番アーサマイナー…前走ジュベルハッタで3着に敗退。欧州勢、日本勢相手では分が悪いだろう。

15番ヴァンドギャルド…昨年の2着馬も、近走成績が冴えず。今年は前年以上にレベルが高そうな印象もあり、上位争いに加わるのは難しいか。

ドバイターフ2022の買い目

ここは◎ロードノース〇シュネルマイスターのワイド1点が当たる前提の馬券で勝負します。予想記事で書いた通り、毎年、日本勢が馬券に絡んでいるので、相手は1番人気でもシュネルマイスターにします。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△△×××(7点)…本線はモハーフェスまで

馬連:◎ー〇(1点)

馬単:◎→〇(1点)

馬券は3連複でロードノース、シュネルマイスターから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はモハーフェスまで。JRAオッズではサフロンビーチ、モハーフェス、ハロヴィアンが随分と舐められているので、配当的にはその3頭に期待したいですね。特にサフロンビーチ、モハーフェスは海外オッズでは単勝10倍以下ですが、JRAオッズでは中穴~大穴扱いなので。

ドバイターフ2022の予想でした。