ブリーダーズカップクラシック2024の予想です。

ブリーダーズカップクラシック2024の出走馬は、日本からフォーエバーヤング、デルマソトガケ、ウシュバテソーロが遠征。海外勢は、シティオブトロイ、フィアースネス、シエラレオーネ、アーサーズライド、ネクストらが出走します。デルマー競馬場ダート2000mで行われるG1戦です。このレースは勝負度B(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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ブリーダーズカップクラシック2024の予想です

ブリーダーズカップクラシックは昔から米国勢が圧倒的に優位なレース

過去40回の歴史の中で米国勢が38勝をマーク。非米国勢で勝利を挙げたのは、93年アルカング(フランス)、08年レイヴンズパス(イギリス)の2頭しかいない。

今年はアイルランド調教馬で初ダートのシティオブトロイ、日本から参戦するフォーエバーヤングが上位人気に推されそうだが、果たして米国勢の厚い壁を超えることができるのだろうか。それでは予想にいきましょう。本命は…

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シエラレオーネの奮起に期待したい

今年のケンタッキーダービーではフォーエバーヤングと馬体を激しくぶつけての追い比べになり、わずかに先着して2着に入った馬。その後は勝ち星こそ挙げていないものの、近2走のジムダンディステークス、トラヴァーズステークスは勝ち馬フィアースネスから0.3秒差。決して逆転不可能な差ではなかった。今回はシティオブトロイ、フォーエバーヤングがフィアースネスを目標に動いていきそうで、本馬が直線で漁夫の利的に前を飲み込むシーンがあってもいいのではないか。少なくてもオッズほど上位とは差がないはずだ。

相手は同じ3歳のフィアースネスが強い

ケンタッキーダービーではハナを主張し切れずに大敗を喫したが、その後はジムダンディステークス→トラヴァーズステークスと番手から徐々に進出する競馬で連勝。ケンタッキーダービーまでは一本調子の逃げ馬のイメージだったが、近2走は良い意味で以前の荒々しさがなくなっていた。コース形態的にレース自体は早め早めに動きそうだが、逃げ、先行勢はそこまで多くないので、前々で運べるのは素直に評価していいだろう。

3番手は日本のフォーエバーヤング

今年のケンタッキーダービーでは決してスムーズな立ち回りではなかったが、勝ち馬ミスティックダンからタイム差なしの3着。米国のトップホース相手でもヒケを取らない走りを見せた。ケンタッキーダービーで接戦を演じたシエラレオーネに勝機があるなら、本馬が勝利しても不思議ではないだろう。ただ包まれる可能性大の1番ゲートに入ってしまい、ケンタッキーダービーに続いて難しい立ち回りを強いらえそう。このメンバーだと、前走ジャパンダートクラシックのように1番ゲートから切り返して外目2番手を取るのは至難の業だろう。

ハイランドフォールズは前走ジョッキークラブゴールドカップが逃げたアーサーズライドを追いかけて押し切る強い競馬。このメンバー、枠順の並びならスタート次第でハナ主張までありそうで、自分のペースで運べれば、展開ひとつで上位勢を苦しめるシーンがあるかもしれない。

ニューゲートは3走前のサンタアニタハンデキャップでハイランドフォールズ、ミクストらを下して勝利を収めている馬。前走カリフォルニアクラウンステークスは勝ち馬サブサナドール、2着ナショナルトレジャーの強豪と大接戦を演じての3着。長期休養明けだったことを考えれば、大いに評価できる走りだった。叩き2走目、デットーリ騎手騎乗で一撃があっても驚けないだろう。

ブリーダーズカップクラシック2024の印です

◎⑪シエラレオーネ
〇⑨フィアースネス
▲①フォーエバーヤング
△②ハイランドフォールズ
△⑬ニューゲート

3番シティオブトロイ…芝部門では世界トップのレーティング127を有している世界最強馬。ブリーダーズカップターフに出走していれば、大本命だったが、まさかのブリーダーズカップクラシックに挑戦。父は米国クラシック三冠馬のJustify。ダートで走っても全く不思議ではないが、初ダートで人気を集めるなら静観が妥当なのでは。

4番ミクスト…前走でデルマー競馬場ダート2000mのパシフィッククラシックを勝利。ただ出走馬のメンバーレベルは低調だった。このメンバーでは荷が重いだろう。

5番セニョールバスカドール…サウジカップではウシュバテソーロをゴール手前で外から差し切って勝利。ただ米国に戻ってからの2走が冴えず、ピークを過ぎた可能性が高そう。

6番デルマソトガケ…昨年のブリーダーズカップクラシックでは見せ場十分の2着に入るも、その後はいまひとつの結果が続いている。昨年以上の結果を望むのは酷だろう。

7番ウシュバテソーロ…国際G1で23年ドバイワールドカップ1着、同年ブリーダーズカップクラシック5着、24年サウジカップ2着、同年ドバイワールドカップ2着と結果を残しているが、唯一、パフォーマンスを落としたのが昨年のブリーダーズカップクラシック。デルマー競馬場ダート2000mは直線が短いトリッキーなコースで、本馬向きではないだろう。今年も上位争いに加わるのは難しそう。

8番ピレニーズ…前走ジョッキークラブゴールドカップは展開の恩恵を受けての2着。前走で先着を許したハイランドフォールズに先着するのは難しいはず。

10番タピットトライス…2走前のモンマスカップではハイランドフォールズを下しているが、ハイランドフォールズは内に押し込められて良さが出なかった。2走前のジョッキークラブゴールドカップが本来の力関係なのでは。

12番アーサーズライド…前走ジョッキークラブゴールドカップはハイランドフォールズにピッタリとマークされて後退。今回もハイランドフォールズが出走しており、早めに押し上げられると厳しい競馬になるのでは。

14番ネクスト…目下7連勝中も、ダート2400~2800mというマイナーな距離中心に走っており、トップホースが集う2000mでは分が悪いのでは。

15番ラトルンロール…近2走はG2で勝ち切れず。レーティング107はメンバー中最下位で、ここは力不足だろう。

ブリーダーズカップクラシック2024の買い目です

ここは◎シエラレオーネ〇フィアースネスの2頭軸で勝負します。

【買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

馬連:◎ー〇(1点)

馬単:◎→〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

3連単:◎→〇→▲△△(3点)

ここはワイドを本線に、あとはボーナス的に馬連、馬単、3連複、3連単を押さえます。

以上、ブリーダーズカップクラシック2024の予想でした。