今週は福島で七夕賞2015、中京でプロキオンステークス2015が行われます。どちらも予想は難解ですが、七夕賞はハンデ戦でもあり、予想に迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は七夕賞の予想でポイントになりそうな“立ち回り”について書きたいと思います。何度も何度も書いてますが(笑)、現代競馬は基本的に“いかにうまく立ち回れるか”が結果に大きく左右します。
そして最近の福島の芝中距離重賞は特にこの傾向が顕著。具体的にどういう傾向が出ているのか見ていきましょう。
七夕賞2015の予想~内枠有利が顕著!立ち回りが結果を左右する~
「立ち回りが重要=内枠有利」では必ずしもないのですが、最近の福島の芝中距離重賞はおおむね内枠有利の傾向が出ています。2012年以降、福島芝1800~2000mの重賞における枠番別成績を見れば、それは明らかでしょう。
枠順 | 成績 | 勝率/連率/複率 |
---|---|---|
1~3枠 | 10-7-9-57/83 | 12%/21%/31% |
4~6枠 | 4-7-3-70/84 | 5%/13%/17% |
7~8枠 | 0-0-2-54/56 | 0%/0%/4% |
一目で分かる通り、1~3枠が圧倒しています。回収率ベースで見ても、1~3枠は単回収率136%、複回収率172%と抜群の成績。福島芝の中距離重賞は内枠だけ買えばいいと言ってもいいくらいです。
2012年以降、福島芝1800~2000mの重賞は計14レースありますが、すべてのレースで1~3枠の馬が最低1頭は馬券に絡んでいます。つまりシンプルに組み立てるなら1~3枠の馬を軸に、4枠より外を軸にするなら相手は内枠へ、と考えるのが良さそうです。
今年の七夕賞2015の出走馬で見ると、
マイネルディーン
アルフレード
ユールシンギング
フラアンジェリコ
グランデスバル
レコンダイト
のうち最低1頭は馬券に絡むことになりますね。ちなみにこの中で大穴の気配が漂うのは、以下の馬でしょう!
この馬です!⇒D.人気ブログランキング(17位前後です)
いわゆる「立ち回りセンスの高いタイプ」で福島コース向き。近走は結果を残せていませんが、長期休養明けや大外枠など言い訳のつく敗戦。鞍上と厩舎のコンビといえば、ネコパンチ@日経賞がそうですね。不気味です。
七夕賞2015の予想参考でした。