明日は3歳マイル王を決めるNHKマイルカップ2015。
オッズが割れているように、予想が非常に難解なレースになりそうですね。一応前日オッズでは、1番人気ミュゼスルタン、2番人気グランシルク、3番人気アルビアーノと続いています。
今回は過去のデータ傾向から勝ち馬に相応しいのはどの馬なのか、分析していきたいと思います。
NHKマイルカップ2015の予想~勝ち馬に相応しい馬を探ってみよう~
今年のNHKマイルカップは距離短縮組(ミュゼスルタン、アヴニールマルシェ、アルビアーノら)とマイル路線組(グランシルク、ヤマカツエース、アルマワイオリら)のどちらを評価するかが、大きな分かれ目になるのではないでしょうか。
そこでNHKマイルカップの前走距離別成績(過去10年)から「勝ち馬」の手がかりを探っていきたいと思います。
前走距離 | 成績 | 勝率/連率/複率 |
---|---|---|
1400m以下 | 0-2-3-38/43 | 0%/5%/12% |
1600m | 8-3-3-74/88 | 9%/13%/16% |
1800m以上 | 2-5-4-38/49 | 4%/14%/22% |
ご覧の通り、勝ち馬10頭のうち8頭は前走マイル組。距離短縮組は意外と勝ち切れず、2頭しか優勝馬が出ていません。しかもその2頭は、08年1番人気ディープスカイ、10年1番人気ダノンシャンティ。2頭とも1番人気に支持され、能力的に明らかに抜けていた馬たちです。
今年の距離短縮組はどれもどんぐりの背比べ状態。それほど抜けた馬がいないので、過去のデータ的には距離短縮組(ミュゼスルタン、アヴニールマルシェら)は2、3着に終わる可能性が高いかもしれません。
そして前走マイル組の勝ち馬8頭のうち6頭は、オープンクラスでマイル勝ちがありました。14年ミッキーアイル(アーリントンカップ1着)、13年マイネルホウオウ(ジュニアカップ1着)、12年カレンブラックヒル(ニュージーランドトロフィー1着)、07年ピンクカメオ(菜の花賞1着)などです。
さて今年のNHKマイルカップ出走馬で同実績を持っている馬ですが、なんと2頭しかいません(笑)。
ヤマカツエース
ヤングマンパワー
過去のデータ傾向的には、勝ち馬に最も相応しいのは上記の2頭のようです。
NHKマイルカップ2015の予想参考でした。