皐月賞2015で目に見えない強さがある大穴候補は⇒F.人気ブログランキング(25位前後です)
いよいよ明日に迫った皐月賞2015。
前日の単勝オッズでは、リアルスティールが1番人気。ただし、サトノクラウン、ドゥラメンテも差がなく続いており、前評判通り3強の様相を呈しています。
私はすでに本命馬を決めましたが、非常に難解なレースですよね。
そこで今回は3頭の前哨戦である弥生賞、スプリングステークス、共同通信杯の勝ち馬のレーティングを過去の優勝馬と比較してみたいと思います。
目次
皐月賞2015の予想~ステップレースのレーティングは~
まずは弥生賞から。2010年以降の弥生賞勝ち馬のレーティングは以下の通りです。
弥生賞勝ち馬のレーティング(10年以降)
15年サトノクラウン(113)?
14年トゥザワールド(111)2着
13年カミノタサハラ(110)4着
12年コスモオオゾラ(110)4着
11年サダムパテック(110)2着
10年ヴィクトワールピサ(112)1着
こうやって振り返ると、JRAのハンデキャッパーは流石だなと思わされます。112という高いレーティングだった10年ヴィクトワールピサは次走皐月賞も勝利。11~13年はJRAも低レベルと見ていて、確かに11年サダムパテック(2着)、12年コスモオオゾラ(4着)、13年カミノタサハラ(4着)といまひとつでした。
そして14年トゥザワールドには111。JRAも過去3年の勝ち馬よりワンランク上と思っていたわけです。結果的に敗れましたが、正攻法の競馬で2着に粘り込みました。
そして注目したいのは今年のサトノクラウン。113と過去最高です。ちなみに2着ブライトエンブレムが110で、平均的な弥生賞馬(皐月賞掲示板クラス)と判断されています。111以上をマークした10年ヴィクトワールピサ(1着)、14年トゥザワールド(2着)はともに連対。JRAのハンデキャッパーの人は、サトノクラウンは皐月賞で勝ち負けと思っているのでしょう。ちょっとこの値は非常に怖いですね。
続いてスプリングステークスです。
スプリングステークス勝ち馬のレーティング(10年以降)
15年キタサンブラック(112)?
14年ロサギガンティア(110)10着
13年ロゴタイプ(110)1着
12年グランデッツァ(110)5着
11年オルフェーヴル(110)1着
10年アリゼオ(109)5着
10年アリゼオ(109)以降、スプリングステークス勝ち馬は110のレーティングが続いていましたが、今年のキタサンブラックはまさかの112。こちらも過去最高です。ちなみに2着リアルスティールは111、3着ダノンプラチナは110で、1~3着馬のレーティングだけ見れば、今年のスプリングステークスには例年の勝ち馬クラスが3頭も出走していたといえるでしょう。
実際に今年のスプリングステークスのレースレーティングは非常に高く、110.25をマーク。前述の弥生賞が108.75で、レースレベルだけならJRAは明らかにスプリングステークス>>弥生賞と思っているようです。
最後に共同通信杯です。
共同通信杯勝ち馬のレーティング(10年以降)
15年リアルスティール(110)?
14年イスラボニータ(110)1着
13年メイケイペガスター(109)9着
12年ゴールドシップ(110)1着
11年ナカヤマナイト(109)5着
10年ハンソデバンド(108)18着
非常にわかりやすい傾向が出ています。レーティングで110をマークした2頭(12年ゴールドシップ、14年イスラボニータ)はともに次走皐月賞も制しています。逆に109以下のレーティングだった馬は皐月賞で馬券圏外に敗れました。
今年のリアルスティールはゴールドシップ、イスラボニータと並ぶ110。JRAのハンデキャッパーの人は、「リアルスティール=皐月賞勝ち負け」と判断しているのでしょう。
皐月賞2015の予想~レーティングから占う~
こうやって見ていくと、今年の皐月賞2015は非常にレベルの高い一戦かもしれません。弥生賞勝ち馬サトノクラウンは異例の113という値をマークし。弥生賞レーティング111以上が【1.1.0.0】と結果を残しているのは心強いですね。
スプリングステークスを制したキタサンブラックも過去最高の112。JRAも非常にポテンシャルの高い1頭と判断していますし、侮れないかもしれません。
そして共同通信杯を制したリアルスティール。こちらは共同通信杯レーティング110以上が【2.0.0.0】と勝率100%。ゴールドシップ、イスラボニータ級と判断されているだけに勝つチャンスは十分にありそうです。
とここまで書いて特別な結論はないのですが(笑)、「今年の皐月賞2015は非常に高レベルな一戦になる」ということは間違いないでしょうね。
最後に上位勢を脅かす大穴候補を発表します。全くノーマークな扱いですが、大番狂わせがあっても驚けません。
皐月賞2015で勢いある鞍上で一発があっても驚けない馬は⇒A.人気ブログランキング(25位前後です)
ここに来て力をつけてきた。展開次第ではアタマもある!?
皐月賞2015の予想でした。