今回は皐月賞2015の過去のデータを見ていきます。桜花賞では無傷の連勝馬が3頭そろって敗れましたが、皐月賞でも同じように連勝馬の扱いがカギを握っています。
たとえば過去10年を振り返ると、3着以内馬30頭のうち11頭は連勝馬です。つまり毎年、1頭は連勝馬が馬券に絡む計算。実際に東京開催だった11年を除くと、05年以降は毎年、連勝馬が馬券に絡んでいます。
そこで今回は「どういったタイプの連勝馬を買えばいいのか」、過去のデータから見ていきましょう。
皐月賞2015の過去のデータ~連勝馬の扱いについて~
一言に連勝馬といっても、いろいろなパターンがあります。皐月賞においては前走オープンor重賞だった連勝馬の取捨がカギ。当たり前ですが、皐月賞で前走500万下だった連勝馬は馬券になっていません。そこで「前走オープンor重賞だった連勝馬」を皐月賞の人気別で分けてみると、明らかな差が出ました(以下参照)。
皐月賞人気 | 成績 | 勝率/連率/複率 |
---|---|---|
3番人気以内 | 5-2-3-4/14 | 36%/50%/71% |
4番人気以下 | 0-0-1-15/16 | 0%/0%/6% |
つまり、連勝馬は皐月賞で3番人気以内だけ買えばいい。ちなみに4番人気以下の連勝馬で馬券になったのは10年11番人気3着エイシンフラッシュ。前走京成杯を1番人気で勝ちながら、皐月賞では11番人気の低評価でした(自慢ですが笑、私は皐月賞で本命でした)。さて今年、前走がオープンor重賞だった連勝馬は・・・
キタサンブラック(5、6番人気か)
サトノクラウン(1番人気濃厚)
スピリッツミノル(10番人気前後)
の3頭ですが、3番人気以内に間違いなく支持されるのはサトノクラウン。キタサンブラック、スピリッツミノルの2頭はどう考えても4番人気以下になりそうなので、今年の皐月賞で信頼できる連勝馬はサトノクラウンだけになります。普通に1番人気に支持されそうなのであまり面白くないデータですが(笑)、過去のデータ的には信頼できる1頭といえるでしょう。
最後に別のデータですが、皐月賞2015で3着以内に入るのに必須な条件を発表したいと思います。過去11年(東京開催除く)の3着以内馬30頭のうち27頭が該当しているデータです。これは該当していないと厳しい…
皐月賞2015で3着以内に入るのに必須な条件はコチラ⇒C.人気ブログランキング(20位前後です)
上記のデータを今年の皐月賞2015の出走予定馬に照らし合わせると、半数くらいに絞ることもできるんですよね。
皐月賞2015の過去のデータ傾向でした。