【根岸ステークス 2015の出走予定馬】ロゴタイプら分析です

１回中山、京都開催が終わり、今週から東京開催がスタートします。早いもので、日曜日から２月なんですよね。今週行われるのは根岸ステークスとシルクロードステークス。両レースともＧ１の前哨戦で春のビッグレースが近づいてきましたね。

ここでは根岸ステークス2015の出走予定馬を分析していきたいと思います。それでは早速見ていきましょう。

根岸ステークス2015の出走予定分析

前走中山金杯は58キロを背負って２着に好走。レース巧者らしい立ち回りセンスを見せた。今回は思い切ってダート路線に変更。馬格はあり、パワータイプではあるが、芝とダートは別物。父ローエングリンはダートで１勝を挙げているが、古馬になってからはダートで２戦して大敗した。人気になるなら軽視がベター。

アジュディケーティング×スキャンというしぶい血統。昨秋から本格化の兆しを見せ、オープン特別→武蔵野ステークスと連勝。特に武蔵野ステークスはインパクト十分。大外一気の差し切り勝ちで、かつてのブロードアピールを彷彿とさせる走りだった。舞台適性は高く、有力馬の１頭であるのは間違いない。

ダート1700m以下に限れば、【4.3.0.0】と連対率100％。前走武蔵野ステークスは厳しい最内枠だったが、三浦騎手がうまくエスコートして２着に好走。展開が勝ち馬に向いたことを考えれば、負けて強しの一戦だった。レースセンスが高く、どんな流れにも対応できる。力を出せれば好勝負必至だろう。

昨年の根岸ステークス覇者。ただその後はいまひとつの成績に終わっており、ややピークを過ぎた感。ただ３走前の東京ダート1400mのオープン特別では59キロを背負って３着。同舞台では【2.0.1.0】とこの条件は合っている。今回は得意の舞台に変わり、鞍上はベリー騎手。前進できる要素はそろっている。

ＪＢＣスプリントで２着に激走し、アッと言わせたが、前走カペラステークスでも２着に好走。勝ち馬が後続をグングンと引き離す中、大外から猛然と追い込んできた。昨年の根岸ステークスでは同馬より格下の地方馬ジョーメテオが６着に健闘。格的には通用してもいい。

過去の根岸ステークス勝ち馬を振り返ると、シルクフォーチュン、メイショウマシュウ、ゴールスキーと差しが非常に決まりやすいレース。

そう考えるとワイドバッハはピッタリですが、上記の３頭は伏兵で勝利した馬。今年のワイドバッハは武豊騎手で１番人気濃厚。末一手のタイプですし、上り最速で追い込むも４着に敗退というシーンは十分にあるかと思います。

ワイドバッハが飛んだら勝つのはある程度前々でレースを運ぶ馬でしょう。まさに先週のゴールドシップが敗れたアメリカジョッキークラブカップのようなシーンではないでしょうか。