報知オールスターカップ2020(川崎)の予想です。

報知オールスターカップ2020の出走馬は、サウンドトゥルー、センチュリオン、ストライクイーグル、ヤマノファイトなど14頭。川崎競馬場2100mで行われるSIII戦。2020年、南関東最初の重賞競走です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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新年明けましておめでとうございます。

リスグラシューの圧勝で幕を閉じた2019年。そのリスグラシューは惜しまれながらもターフを去り、2020年はアーモンドアイが復権するのか、それとも別の馬が引っ張るのか。アーモンドアイにはまずドバイの連覇を目指して欲しいですね。

ダートはクリソベリルが中心になりそう。今年初戦は1着賞金約11億円という破格の新設G1・サウジカップに出走予定。ドバイと同じくほかのレースも賞金が高いので、これからはサウジ→ドバイという路線が定着するでしょうね。個人的に応援したいのは、モジアナフレイバー。2000より1600mの方がいい印象を受けるので、クリソベリルが不在ならフェブラリーステークスでメイセイオペラ以来の快挙を期待したくなりますね。

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報知オールスターカップ2020の予想と見解です

G1勝ち馬のサウンドトゥルー、オールブラッシュを筆頭に、JBCクラシック3着センチュリオン、昨年のダービー馬ヒカリオーソ、昨年の報知オールスターカップ勝ち馬ヤマノファイトなど豪華なメンバーで行われる一戦。

現南関東の古馬路線はモジアナフレイバー、ノンコノユメがツートップだが、3番手以下は大混戦ムード。その次の座を争うレースになりそうだ。

前日オッズで人気が割れているように難解だが、ここは活躍がまだまだ見込める古豪から入ってみたい。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ストライクイーグルが重賞2勝を挙げると見た

前走JBCクラシックでは◎チュウワウィザード○ストライクイーグルと2番手に評価していた馬。結果は5着だったものの、勝負どころで外から被されて後退した上、4コーナー手前では物見をしてジャンプする場面。それでも直線に入ってから再び脚を使っており、3着センチュリオンとは0.2秒差。「まともに走っていれば…」と思わずにいられない一戦だった。JRA時代からどうもズルい面があり、外から被されるより東京記念のように多少ロスがあっても外目から運んだ方が力を発揮できるタイプ。今回は6枠10番に入り、本馬より内に前に行きたい馬がいるので、理想の形に持ち込めるのではないか。浦和より川崎の方が乗りやすいはずなので、相手弱化、条件好転で今度は勝ち負けに加わってくると判断したい。

相手は難解だが、オールブラッシュの巻き返しが怖い

前走浦和記念では8着に敗れたものの、位置を取れなかった上に道中で仕掛けることも出来ず、負けるべくして負けた一戦。その前走を除けば、地方重賞で左回り1800m以上の条件に限ると、【2.0.3.0】とすべて3着以内に入っている馬。川崎記念でも17年1着、19年3着と好走しており、巻き返しがあるとすれば、今回しかないだろう。フワッと乗れる今野騎手とも手が合いそうな気がする。

3番手は休み明けでもヒカリオーソを評価する

世代レベルにやや疑問はあるものの、本馬はまだまだ奥がありそうな1頭。今回は戸塚記念以来の実戦になるが、東京ダービーを休み明けで制したように気がいいので、間隔が空いても力を発揮できるタイプ。調教では抜群の動きを見せており、3歳時からさらなるパワーアップした姿が見られるかもしれない。メンバー的にも主導権を奪って自分の形に持ち込めるのではないか。

センチュリオンは勝ち星から遠ざかっているものの(最後に勝利を挙げたのは19年5月の武蔵野オープン)、南関東限定の中距離重賞(1900m以上)では【0.3.0.0】と連対率100%。ここも勝ち切れないイメージが強いものの、堅実には走ってきそうだ。

サウンドトゥルーは前走勝島王冠でモジアナフレイバー、ノンコノユメに次ぐ3着に好走。久しぶりに本馬らしい走りを見ることができたが、年齢を重ねて能力が衰えているのは確かで、決してベストではない川崎コースを考えても相手評価に留めておくのが妥当だろう。

タービランスは昨年の報知オールスターカップで2着に好走。その後の成績を考えても、能力はまだまだ衰えていないが、今年は昨年よりもメンバーレベルがグンと高いので、昨年以上の成績を求めるのは酷かもしれない。再転入になるのも多少割り引きが必要か。

ヤマノファイトは昨年の報知オールスターカップ勝ち馬。川崎では2戦2勝を挙げており、ベスト条件なのは間違いないが、昨年以上に強力なメンバーなので、連覇は難しいかもしれない。

最後に大穴でティモシーブルー。4走前のイヌワシ賞ではカツゲキキトキト、ドラゴンエアルらに先着しての2着に入り、3走前の白山大賞典では地方馬最先着の5着に健闘。この2戦を見る限り、南関東重賞でも能力的に大きく見劣ることはないはずで、人気がないなら少し押さえておきたい。

報知オールスターカップ2020の印

◎⑩ストライクイーグル
○⑦オールブラッシュ
▲⑥ヒカリオーソ
△⑤センチュリオン
△⑭サウンドトゥルー
△④タービランス
×⑫ヤマノファイト
×⑬ティモシーブルー

1番ハセノパイロ…古馬になってから走る気持ちがプツンと切れてしまったのか、サッパリ走らなくなってしまった。3走前の富士見オープンでは勝利を挙げているものの、2着カンムルの低レベル戦。重賞では荷が重いだろう。

2番ストーンリバー…南関東に移籍後、2連勝を挙げているものの、A2で相手に恵まれた感が否めない。門別在籍時の実績から南関東の重賞では荷が重いはず。

3番ジャーニーマン…左回りの中長距離戦は得意だが、古馬になってから重賞では【0.0.0.6】で一度も掲示板にすら入っていない。昨年の報知オールスターカップでも8着に敗退。今年も苦戦必至だろう。

8番タンクティーエー…550キロを超える超大型のブラックタイド産駒で、盛岡のような伸び伸びと走れるコースが合っている。コーナー6回の川崎2100mはいかにも不向き。

9番グルームアイランド…16年報知オールスターカップ勝ち馬だが、その後の戦績から能力の衰えは明らか。地元の重賞でも勝ち切れておらず、南関東の重賞では苦戦必至だろう。

11番ヤマミダンス…前走中日杯ではティモシーブルー、グルームアイランドらに完敗。南関東の重賞では明らかに荷が重い。

報知オールスターカップ2020の買い目

まず印を以下の通りに変更します。

◎⑦オールブラッシュ
○⑩ストライクイーグル
▲⑥ヒカリオーソ
△⑤センチュリオン
△⑭サウンドトゥルー
△④タービランス
×⑫ヤマノファイト
×⑬ティモシーブルー

ここはストライクイーグルを買いたかったのですが、予想以上に人気しているのに加え、川崎記念で2度も馬券圏内に入っているオールブラッシュ(お昼過ぎ現在、8番人気、単勝10倍以上)がここまで舐められるなら同馬から入るのが正解と判断します。正直、ゲート難を考えると、序盤に位置を落とすのはほぼ必至なので、ギャンブルではありますが、オッズ的に妙味があるのでリスク承知で本馬から入ります。控えていいところがないので、2周目向上面で一気に動けるかがカギですね。

【参考買い目】

馬連:◎ー○▲△△△××(7点)

馬単:◎→○▲△△△××(7点)

馬連&馬単でオールブラッシュから印を打った馬へ。オールブラッシュは道中で動ければアタマまで、動けなければ浦和記念のように何も出来ずに終わるイメージが強いので、馬券に絡むとすれば、連までくる可能性が高いと見ています。

3連複:◎ー○ー▲△△△××(6点)

あとは3連複でオールブラッシュ、ストライクイーグルから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。馬券的に信頼度が高いのはストライクイーグルでしょう。被されずに東京記念のように運べれば、上位争い必至のはずです。

以上、報知オールスターカップ2020の予想でした。