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東京2歳優駿牝馬2017(大井)の予想です。

東京2歳優駿牝馬2017の出走馬は、リンノストーン、ストロングハート、ゴールドパテック、グラヴィオーラ、ビジネスライクなど16頭。大井競馬場1600mで行われるSI戦。このレースは、勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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年末の大井3連戦はここまで東京大賞典、東京シンデレラマイルとも残念な結果に。12月は全日本2歳優駿の一撃で終わっているので最後は気持ちよく当てたいですね。馬券的にも面白そうなので楽しみです。

東京2歳優駿牝馬2017の予想と見解です

今年最後に行われる重賞は2歳牝馬チャンピオンを決める東京2歳優駿牝馬。全国交流競走に指定されているため、毎年他地区勢の参戦があり、今年は例年よりも少ないが、門別からリンノストーン、ビジネスライクが参戦してきた。

カギを握るのは門別出身馬の取捨だろう。過去3年の東京2歳優駿牝馬の結果を振り返ると、

●16年
1着ピンクドッグウッド(門別出身
2着アップトゥユー(門別出身
3着アンジュジョリー(門別出身

●15年
1着モダンウーマン(門別出身
2着リンダリンダ(門別出身
3着ミスミランダ―(門別出身

●14年
1着ララベル
2着ティーズアライズ(門別出身
3着リボンスティック

と9頭中7頭が門別出身馬(門別でデビューを果たし馬)。特に過去2年は門別出身馬が1~3着と上位独占しており、今年もまずは門別出身馬の取捨がカギになる。

そして今年は展開面も重要な要素だろう。過去2年は前々での決着になっているが、今年は前走で逃げた馬が6頭。いかにもハイペースになりそうで、先行力よりも末脚の持続力が要求されるレースになるのではないか。門別出身馬が強く、末脚の持続力が問われる流れになるなら、ここは狙ってみたい馬が1頭いる。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ビジネスライクが能力+展開面から堅実駆けか

首をグッと低くして走る走法はいかにも中長距離向きで、淀みなく流れの消耗戦は望むところ。2走前の金沢シンデレラカップでは長距離輸送でも馬体重を大きく減らさず、2着に好走。ストロングハート、グラヴィオーラよりはどっしりとしたタイプなので、輸送が原因で力を出し切れない可能性は少ないだろう。とにかく馬体重さえ大きく減らさなければ、堅実に走ってくると見た。

相手はストロングハートの巻き返しがありそう

前走ローレル賞では断然の1番人気に支持されるも3着に敗退。門別時代の実績を考えば、力負けでないのは明らかで、敗因は長距離輸送で馬体重が減ったことだろう。今回は川崎に移籍しての一戦。最終追切前日の馬体重が464キロなので完全に戻しているか微妙なところだが、前走以上の馬体重では出走できそう。状態は多少上向いているはずで、ゴールドパテックとの逆転は十分に考えられる。

3番手は人気薄だが、クレイジーアクセルが面白い

前走ローレル賞は4着に敗れたが、4コーナーで外に膨れ過ぎた分の負け(以下参照)。

1~3着馬は馬場の内~中を通る中、本馬のみが大外ぶん回し。ロスの多い競馬だったが、ゴール前はグングンと前との差を詰めており、コース取りひとつで勝ち負けしても不思議ではなかった。父ロージズインメイ、ローレル賞の走りを見るとバテずに長くいい脚を使えるタイプ。ビジネスライクに流れが向くなら同枠の本馬も一緒に突っ込んできてもいい。

グラヴィオーラはストロングハート同様、本来の力を出せるかどうかに尽きる。前走ローレル賞は長距離輸送の影響で馬体重が-18キロ。馬格がそこまでない本馬にとっては減り過ぎで、走れる状態ではなかったのだろう。今回は船橋に転厩しての一戦。馬体重を戻して門別時代の走りが出来れば、巻き返せるはず。

シングンレガシイは牡馬の強豪相手に揉まれてきており、怖い存在。特に前走ひばり特別はハイセイコー記念4、5着馬と差のない走り。ハイセイコー記念はかなりレベルの高いレースで、その4、5着馬と互角の走りが出来るのであれば、ローレル賞に出走していても上位争いしていたはず。スタートが速く、逃げる可能性が高いため、展開的には厳しくなるかもしれないが、能力的には侮ることができない。

ゴールドパテックはローレル賞こそ先行策を打ったが、今回は前に行きたい馬が多く、鎌倉記念のように末脚にかけるレースになりそう。混戦になればなるほど強そうなタイプで、追い比べの展開になれば、堅実に伸びてきそうだ。

ポッドジゼルは2走前の鎌倉記念が厳しい展開の中、4着に健闘。前走ローレル賞は逃げて4着に敗れたが、結果的に逃げたのが裏目に出たのだろう。今回は控える形を取りそうで、鞍上は矢野騎手に強化。前進する要素はそろっている。

オールパスレルは2走前の川崎若駒オープンが強い勝ちっぷり。前走クラーベセクレタ・メモリアルは相手関係を考えると走らな過ぎで決して力負けではないはず。前走の一戦で人気を落とすのであれば、警戒しておきたい。

最後にエターナルモール。前走クラーベセクレタ・メモリアルは相手に恵まれた印象があったものの、本馬は約4ヶ月ぶりの一戦。まだパフォーマンスを上げる余地はありそうで押さえておいても損はないか。

東京2歳優駿牝馬2017の印

◎⑮ビジネスライク
○③ストロングハート
▲⑯クレイジーアクセル
△⑪グラヴィオーラ
△⑦シングンレガシイ
△⑤ゴールドパテック
×⑥ポッドジゼル
×⑭オールパスレル
×⑫エターナルモール

東京2歳優駿牝馬2017の予想ファイル

東京2歳優駿牝馬2017の買い目

ビジネスライクは普通に人気の一角かと思ってましたが、お昼現在、単勝6番人気。予想以上に妙味がありそうなので楽しみになってきました。3番手のクレイジーアクセルも人気がないのでここはホープフルステークスのように上位3頭から攻めます。

【本線】

3連複:3、15、16-3、15、16-3、5、6、7、11、12、14、15、16(19点)

馬連:3、15、16-3、15、16(3点)

3連複で1、2列目にストロングハート、ビジネスライク、クレイジーアクセルを置き、3列目に印を打った馬へ。本線はビジネスライク絡み、3列目はゴールドパテックまでです。馬連も押さえておきたいですね。

あとビジネスライクは輸送競馬なので馬体重に注意したいですね。金沢で大丈夫だったので大きな変動はないと思いますが、440キロ台に突入してしまうと怪しい気がします。ストロングハートも前走が減り過ぎていたので回復して欲しいところです。3連単はなかなか買いづらいのでパスします。買うとしても印上位3頭のボックスくらいでしょうか。

以上、東京2歳優駿牝馬2017の予想でした。

高知県知事賞2017の予想

年に一度だけ行われる特殊条件。ほとんどの馬にとって未知の距離のため、近走成績通りに決まらないことが多く、過去3年は

16年2→1→9番人気(3連複5,820円、3連単22,850円)
15年10→4→3番人気(3連複26,650円、3連単473,590円)
14年1→8→10番人気(3連複39,330円、3連単102,870円)

と明らかに波乱含みの決着。特にインパクトが強かったのは15年。逃げ、先行勢が自滅したことで最後方追走の単勝万馬券ブランクヴァースが差し切った。年内最後の大一番。レースが早め早めに動くことが多く、最後は長距離戦らしいスタミナ勝負になる。

本命は距離延長でセトノプロミスが本領発揮か

高知は1600m以下の番組が中心なので、近走は1600m以下のレースに出走しているが、今年春に行われた1900mの二十四万石賞が5馬身差の圧勝。4コーナーで内からあっといまに先頭に立つと後続をグングンと引き離してゴールした。スパイキュール産駒といえば、ドレミファドン、プリンシアコメータ、カツゲキキトキト、ナムラダイキチなど。ダートの中長距離を得意とし、スタミナ豊富な馬ばかり。本馬自身、JRA時代はダート中距離で結果を残しており、距離延長は望むところだろう。鞍上は不安だが、ここは馬の能力を信頼したい。

相手は高知の3歳最強馬フリビオン

強さを改めて認識させられたのは前走ダービーグランプリ。全国各地から強豪がそろう中、勝ち馬スーパーステションに迫る2着。スーパーステションはダービーグランプリの前に門別のA2で圧勝。道営記念に出走していても掲示板内はあったはずで、その馬と差のない競馬ができたのであれば、高知で頂点に立っても驚けない。

問題はその力を発揮できるかだが、父はロベルト系のフリオーソ。折り合いに全く心配がなく、追われてしぶとく脚を使えることからも長距離戦でパフォーマンスを落とすことはないはずだ。

3番手は大穴でサクラビクトワール

前走名古屋グランプリは勝ち馬から5.6秒も離されているが、序盤からクリノスターオー、カツゲキキトキトと一緒に走っており、大失速したのも仕方ないか。3走前の北國王冠では直線だけの競馬で5着に健闘。長距離適性はありそうで、地元馬同士なら侮れないはず。

以下、クロフネ産駒でスタミナ豊富なチャオ、外枠歓迎のワイルドコットン、前年2着イッツガナハプン、距離延長歓迎ではないがカッサイ、未知の魅力でティアップリバティまで押さえておきたい。

高知県知事賞2017の印

◎⑩セトノプロミス
○⑧フリビオン
▲①サクラビクトワール
△⑤チャオ
△⑪ワイルドコットン
△⑥イッツガナハプン
×②カッサイ
×④ティアップリバティ

馬券はセトノプロミス、フリビオンから買う予定です。