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朝日杯フューチュリティステークス2016の予想です。
朝日杯フューチュリティステークス2016の予想です。出走馬は、ミスエルテ、クリアザトラック、ダンビュライト、サトノアレス、レッドアンシェルなど18頭。阪神競馬場芝1600mで行われる2歳限定のG1戦です。
土曜日のターコイズステークスの◎アルマディヴァンは一瞬、夢を見ましたが、直線入り口の勝負どころで不利を受けるシーン。あれがなければ…とは言いませんが、どうも毎回不利を受ける馬ですね。狙いどころとしては悪くなかったので仕方ないです。切り替えて明日の2歳G1にいきましょう。阪神ジュベナイルフィリーズは◎ソウルスターリング○リスグラシューも3着ヌケだったので、今週はビシッと仕留めたいところです。
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予想と見解です
今年の注目はなんといってもFrankel産駒のミスエルテだろう。新馬、ファンタジーステークスともに規格外の強さで完勝。当初、逆らう予定はなかったが、調教後の馬体重を見る限り、調整に狂いが生じている可能性がありそう。木曜日に発表された調教馬の馬体重は452キロ。ファンタジーステークスから間隔を空けたにも関わらず、6キロも減っており、一般的に当日の馬体重は調教後の馬体重からさらに減る傾向があるので、-10キロくらいで出走してくるかもしれない。2、3歳の牝馬にとって使われながら線が細くなっていくのは危険信号。ここは力を出し切れないで終わるかもしれない。先週はあえて◎ソウルスターリングから入ったが、今週のミスエルテは危険な香りがする。
本命はクリアザトラック
ある意味で先週のソウルスターリングに似ており、良血馬ながら過大評価されているというのが一般的な評価か。ただ阪神ジュベナイルフィリーズの時にも書いたが、2歳G1は戦績に惑わさらず、ポテンシャルを見抜けるかがなによりも重要。新馬はスロペースを好位から抜け出す競馬だったが、追い出されてからの反応の良さ、飛びの大きいフットワークにセンスの高さを感じさせるものがあった。
クロウキャニオンの仔は、ラベンダーヴァレイ、カミノタサハラ、マウントシャスタなど、明らかに早熟型。本馬も将来性はともかく、現時点での完成度、能力の高さでいきなりG1でも勝ち負けできるのではないか。そもそもG1とはいえ、今年の牡馬勢に昨年のリオンディーズ、エアスピネル級の馬は不在。全体的にレベルが低いので、キャリア1戦でも素質の高さで一気に突破できると判断したい。
相手はタガノアシュラ
いかにもなマンハッタンカフェ産駒で、頭数が増えるのは歓迎とはいえないが、ここは再度の単騎逃げが濃厚。JRAのG1完全制覇にリーチがかかっている武豊騎手が逃げれば、2番手以下の騎手は無理に競いかけないのではないか。黄菊賞はマイペースの逃げに持ち込めたのが勝因だが、トリコロールブルー、コロナシオンとメンバーはそろっており、その中で勝ち上がったのは素直に評価してよさそう。ここは大したメンバーがいないので、能力的にも十分に足りると見たい。
3番手はレッドアンシェル
新馬、もみじステークスがセンスあふれる走り。現時点での完成度、レースセンスの高さを考えると、いかにも堅実に走ってきそう。コンビを組んできた福永騎手が乗れないのは痛いが、シュミノー騎手なら悪くない。
サトノアレスはそこまで強い馬とは思えないが、一気にパフォーマンスを上げてくるディープインパクト産駒。前走ベゴニア賞も未勝利からレース内容がさらに良化しており、まだ上積みがあるかもしれない。
ダンビュライトはエンジンのかかりが遅いルーラーシップ産駒で、追い比べになりやすい阪神芝1600mは向いているが、ここはそこまでペースが速くなるとは思えず、差し損ねる心配は少しある。
トラストは東京スポーツ杯2歳ステークスが負けて強しの競馬。大外枠はマイナスだが、前走よりも戦いやすいメンバーで、展開が向けば上位争いしても不思議ではないだろう。
ミスエルテは前述の通り、体調が万全ではなさそうで割引が必要。ただ秘める能力はG1級であっさりがあっても不思議ではなく、最後に抑えておきたい。
印はコチラ
◎⑥クリアザトラック
○⑤タガノアシュラ
▲⑮レッドアンシェル
△⑰サトノアレス
△⑧ダンビュライト
△⑱トラスト
×⑬ミスエルテ
以上、朝日杯フューチュリティステークス2016の予想でした。