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阪神ジュベナイルフィリーズ2016の予想です。
阪神ジュベナイルフィリーズ2016の出走馬は、ソウルスターリング、リスグラシュー、シグルーン、ジューヌエコール、レーヌミノルなど18頭。阪神芝1600mで行われる2歳牝馬限定のG1戦です。
香港国際競走の予想は本日夜に掲載いたします。
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予想と見解です
2歳G1はのちのクラシックホースと500万下止まりで終わる馬が一緒に走るので、とにかくポテンシャルの見極めが問われるレース。特に阪神ジュベナイルフィリーズ(朝日杯フューチュリティステークスもだが)は阪神芝1600m外回りに変更されて以降、クラシックに直結するようになり、強い馬が強い競馬をするレースに生まれ変わった。今年のメンバーを見渡しても、上位と下位では能力差がハッキリしており、シンプルに強いと思う馬を買えばいいのではないか。
本命はソウルスターリング
今回は初めての1600mになるが、新馬、2戦目の走りを見る限り、やや気持ちが勝ったタイプで、阪神芝1600mなら1ハロンの距離短縮がマイナスになることはなさそう。ミドル~ハイペースへの対応も父Frankel×母父Monsunなら加速力より持続力が問われるレースのほうが合っているはずで、ペースが上がったほうが能力を発揮しやすいのではないか。
なにより今年のデイリー杯2歳ステークス組、ファンタジーステークス組があまりにも低レベル。アイビーステークスでペルシアンナイト、エトルディーニュを寄せ付けなかったことを考えると、能力上位なのは間違いないだろう。少頭数のスローペースを2戦2勝、藤沢厩舎の関西遠征など、競馬を知れば知るほど嫌いたくなるが、そこはオッズに織り込まれると見て、素直に能力を評価したい。
相手筆頭はリスグラシュー
近年はアルテミスステークスにメンバーが集まりやすくなっており、今年も8着コーラルプリンセスが次走赤松賞1着、14着メローブリーズが次走500万下1着と巻き返しており、ハイレベルだったのは間違いなさそう。しかも今回はフローレスマジックが不在で、アルテミスステークス組では能力がアタマふたつくらい抜けているはずだ。2走前には阪神芝1800mでレコード勝ち。不安材料は皆無で、あとはソウルスターリングより強いかどうかだけだろう。
3番手はシグルーン
アルテミスステークスでは1、2着馬に完敗だったとはいえ、キャリア1戦で掲示板に入ったのは本馬のみ。上積みがあってもさすがにリスグラシューに先着できるとは思えないが、デイリー杯2歳ステークス組、ファンタジーステークス組が相手なら互角以上の競馬ができるのではないか。
サトノアリシアはアルテミスステークスで5着に敗れたが、力負けというより加速力勝負に対応できなかった。洋芝で実績を残してきたことを考えても、力のいる馬場のほうが合いそうで、阪神へのコース替わりはプラスに働くのではないか。
ヴゼットジョリーは新潟2歳ステークスが凡戦も、キャリア1戦で勝利したことを考えると、まだ上積みがありそう。さすがにソウルスターリング、リスグラシューには見劣るものの、そのほかの馬とは差がないだろう。
ディーパワンサはデイリー杯2歳ステークスで4着に敗れたが、勝ち馬ジューヌエコールとは立ち回りの差だけ。阪神芝1600mに適性がありそうなのは本馬のほうで、ジューヌエコールには先着できるのではないか。
最後にブラックオニキス。ファンタジーステークスは距離が短かった上、加速力勝負に対応できなかった感じ。小柄な馬だが、タフなレースのほうが合っており、阪神芝1600mに変わるのはプラスだろう。札幌2歳ステークス2着だけ走れば、見せ場以上があっても良さそうだ。
1、2番人気を上位に評価する以上、点数を広げても意味がないので、相手を5頭に絞りたい。
印はコチラ
◎②ソウルスターリング
○⑱リスグラシュー
▲⑯シグルーン
△⑧サトノアリシア
△⑰ヴゼットジョリー
△①ディーパワンサ
×⑦ブラックオニキス
以上、阪神ジュベナイルフィリーズ2016の予想でした。