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北九州記念2016の予想考察です。
北九州記念2016の出走馬は、ベルカント、プリンセスムーン、オウノミチ、ジャストドゥイング、バクシンテイオーなど13頭。小倉競馬場芝1200mで行われるハンデ・G3戦です。
地方重賞3連戦が終わったと思えば、もう週末ですね。今週は黒潮盃で特大ホームランがありましたが、週末のJRAも頑張ります。
今年は頭数が少ないので当時のような大波乱の可能性は低そうですが、少頭数はオッズが偏る傾向があるので、中波乱以上は大いにあるのではないでしょうか(CBC賞も少頭数で荒れましたよね)。
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近2年は立ち回り決着だが、今の小倉は差しが届く
まずはいつも通り、過去5年の北九州記念の結果を見ていきましょう。
北九州記念は11~13年、14~15年で決まり手が大きく異なっており、
11~13年⇒外差し決着
14~15年⇒立ち回り決着
となっています。
11~13年はトウカイミステリー、スギノエンデバー、ツルマルレオンと外からの差し切りでしたが、14~15年はリトルゲルダ、ベルカントと好位で器用に立ち回った馬がそのまま押し切りました。
枠順を見ても明暗が分かれており、
11~13年⇒7~8枠が必ず連対
14~15年⇒3着以内馬6頭のうち5頭は1~4枠
となっています。
この流れでいくと「今年は立ち回り決着なのか?」と思いたくなりますが、先週の小倉芝は明らかな差し馬場。
先週の小倉芝で逃げた馬は【1.2.0.14】(勝率5.9%、連対率17.6%、複勝率17.6%、単回収率17%、複回収率25%)とサッパリな成績でした。
内は明らかに伸びていなかったので、11~13年のような北九州記念になる可能性はありそうです。
北九州記念2016の注目馬は?
今年の北九州記念の出走馬を見ると、先行して立ち回りを生かしたいタイプが多いので、差してこれる馬は限られそう。現時点で本命候補として考えているのは、
バクシンテイオー
です。なかなか結果が出ない時期がありましたが、前走バーデンバーデンカップは1、2着馬がロスなく立ち回る中、外から伸びて3着。展開ひとつで1、2着馬との逆転は十分にあっても不思議ではない内容でした。小倉芝1200mは500万時代に勝ち鞍があり、昨年の北九州記念では立ち回り決着の中、差して6着に追い上げており、適性は高いと見ていいでしょう。父は12年1着スギノエンデバー、15年1着ベルカントと同じサクラバクシンオー。血統的にも文句なしといって良さそうです。
以上、北九州記念2016の予想考察でした。