(@h_r_p_studio さんの写真。)
フローラステークス2016の予想考察です。
フローラステークス2016の出走予定馬は、チェッキーノ、パールコード、クィーンズベスト、ゲッカコウ、フロンテアクイーンなど。東京競馬場芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG2戦。上位3頭までにオークスへの優先出走権が与えられるトライアル競走です。
昨年のフローラステークスは◎2番人気シングウィズジョイが快勝も、○12番人気ウインアキレアが柴田大知騎手の下手な騎乗で4着に泣いたレース。今年はビシッと当てたいですね。
今週は久しぶりに鎌倉&江の島に行ってきました。私が小さい頃はオシャレな街って感じではなかったと思うのですが、今の鎌倉は浅草+自由が丘みたいなイメージ。若い人が経営しているオシャレなお店がたくさん増えた気がします。天気が良くて江の島の展望から見た夕日がとても綺麗でした。
阪神と中山の中距離実績が生きる!?
まずは過去5年のフローラステークスの結果を見ていきましょう(以下参照)。
昨年は典型的な立ち回り決着、枠順競馬。しかし、14年以前は前残りもありながら、差しも意外と届いている感じ。11年バウンシーチューン、14年サングレアルみたいな極端な追い込みも決まっており、昨年が立ち回り決着だからといって安易に差し馬を嫌わないほうがいい気がします。
なかなか特徴が掴みづらいレースですが、3着以内馬の多くに共通しているのは「中山、阪神の中距離実績があったこと」。過去3年の3着以内馬を見ると、
◆15年
1着シングウィズジョイ(君子蘭賞1着)
2着ディアマイダーリン(フラワーカップ3着)
3着マキシマムドパリ(君子蘭賞2着)
◆14年
1着サングレアル
2着ブランネージュ(君子蘭賞1着)
3着マイネオーラム(中山芝1800mの500万下1着)
◆13年
1着デニムアンドルビー(阪神芝2000mの未勝利1着)
2着エバーブロッサム(フラワーカップ2着)
3着ブリュネット(阪神芝1800mの未勝利1着)
とほとんどが中山、阪神の中距離戦で好走していました。3歳牝馬にとって東京芝2000mは過酷な舞台なので、タフな競馬になりやすい中山、阪神芝1800~2000m(特に阪神芝1800m)で結果を残してきた馬には要注意なのかもしれません。
フローラステークス2016で注目の1頭は?
出走馬が確定していないので人気が読みづらいですが、1番人気はおそらくチェッキーノでしょうか。アネモネステークスは時計的に評価できないのですが、出走馬の次走を見ると、
3着ペプチドサプル(次走忘れな草賞2着)
4着エクラミレネール(次走ニュージーランドトロフィー3着)
6着メイショウタチマチ(次走忘れな草賞3着)
7着オウケンブリーヴ(次走500万下2着)
と頻繁に馬券に絡んでおり、メンバーレベルは地味に高かった一戦でした。ただし、チェッキーノはいかにもマイラーっぽい雰囲気があるのと、重賞で柴山騎手&藤沢厩舎のコンビなんて怖くて買えません。ポジションを取れなければ、スパッと切れるタイプではありませんし、普通に差し届かずで終わるのではないでしょうか。
現時点で最有力だと思うのは人気ですが
パールコード
です。おそらく2番人気だと思いますが、つばき賞ではナムラシングン、ミッキーロケットとの差のない3着に好走し、前走ミモザ賞は横綱相撲で勝利。能力面、脚質面から内目の枠さえ引ければ、堅軸な気がします。
以上、フローラステークス2016の予想考察でした。