(@h_r_p_studio さんの写真。ミナレット。)
京都牝馬ステークス2016の予想参考です。
京都牝馬ステークス2016の出走予定馬は、ウリウリ、クイーンズリング、ウインプリメーラ、ウキヨノカゼ、レッドオーヴァルなど。京都競馬場芝1400mで行われる牝馬限定のGIII戦です。
今年から開催時期が繰り下げられ、距離も1600mから1400mに変更。1600m時代も荒れるレースでしたが、1400mという中途半端な距離に変われば、ただ荒れる気しかしませんね(笑)。
エゲつない荒れ方をする古馬牝馬限定重賞
古馬の牝馬限定重賞はまともに予想しても当たりません。こんなことを言ってしまっては元も子もないですが、それほど波乱続きの決着が続いています。ザッと昨年一年間と今年の愛知杯の勝ち馬を見ていきましょう。
もう何が何だか…。1番人気は一度も勝利していません。
ヴィクトリアマイルの2000万馬券、ターコイズステークスの11→16→15番人気での決着(大荒れですが、ファンもその意識が強かったため、3連複は295万止まり)。そして今年最初の愛知杯は8→5→4番人気で決まり、3連複489倍、3連単3452倍でした。
本当に常識が通用しないレースばかり。オーソドックスな能力、血統、データベースの予想ではまず当たりません。
まさにお手上げ状態なのですが、過去の古馬牝馬限定重賞を振り返ると、ある点から予想するのが一番いい気がします。それは展開。分かりやすい例でいうと以下のレースでしょうか。
ヴィクトリアマイル⇒4コーナー5番手以内が1~3着
府中牝馬S⇒4コーナー9番手以下が1~3着
ターコイズS⇒4コーナー5番手以内が1~3着
愛知杯⇒4コーナー7番手以下が1~3着
ヴィクトリアマイルとターコイズステークスは逃げ・先行勢が上位独占したレース。府中牝馬ステークス、愛知杯は逆に差し・追い込み勢が上位独占したレースでした。
つまり展開を決め打ちしして、同じような脚質の馬で固めていれば、上記のレースも的中できていたかもしれません。
京都牝馬ステークス2016で注目の1頭は?
今年の京都牝馬ステークスで展開を決め打ちするとすれば、私は前残りだと思います。週末の土曜日は雨予報なのですが、先週はやや特殊な馬場。京都牝馬ステークスに出走予定の有力馬を見ると、ウリウリ、クイーンズリング、ウキヨノカゼなど、差し、追い込み馬しかいません。
ヴィクトリアマイルやターコイズステークスのように、行った行ったで大波乱があってもいい気がします。そこで注目したいのは
ヤサカオディール
netkeibaの予想オッズ見たら最低人気でした(笑)。ただオープン昇級後の3戦で能力を出し切ったレースは1つもありません。セプテンバーステークスのように前々で立ち回れれば、少し怖い存在だと思います。メイショウボーラー×エリシオですし、荒れ馬場も合うでしょう。
以上、京都牝馬ステークス2016の予想参考でした。