(@h_r_p_studio さんの写真。15年フェブラリーステークス)
フェブラリーステークス2016の出走予定馬分析です。
フェブラリーステークス2016の出走予定馬は、コパノリッキー、ノンコノユメ、モーニン、ホワイトフーガ、ベストウォーリアなど。東京競馬場ダート1600mで行われるGI戦です。今回はG1なので久しぶりに出走予定馬分析をやりましょう。レースに関しての記事は週半ばに改めて書きます。
その前に先週の回顧。土日は合わせてこんな感じでした。
土曜日は勝負レースをことごとく外してしまい、当たったのは小倉2レースの◎ペルルクロシュのみ。正直、「日曜日は土日合わせてトントンで終われれば満足」と思ってたのですが、自信度高めだった東京3レースでドカンと的中することができました。
≪東京3レース 未勝利 自信度★★★★☆ 妙味度★★★☆☆≫
◎④ティアップリバティ…1番人気1着
○①コウギョウマシェリ…13番人気3着
▲⑬コパノミリアン
△⑤イエスアイゲット
△⑧レディーゴー
△⑩ソナータ
×⑪パントコート
×⑥ペイルブルードット
×③スカーレットルビーティアップリバティが確勝級だろう。イーグルフェザー組は2、4、6着馬が次走勝ち上がっており、相当なハイレベルレース。間隔は少し空いたが、ここは能力で圧倒するはず。相手はダート変わりの前走がまずまずの内容だったコウギョウマシェリが面白い。
【参考買い目】
単勝:4…3.5倍以上つけば買い。的中!
ワイド:1-4 的中!
馬連:1-4
馬単:4→1、13(2点)…本線はコパノミリアンとの組み合わせ。
私はワイドをメインに購入するのですが、そのオッズ帯は主に3~5倍。ただ時に穴目のワイドを買うこともあります。上記のレースがまさにそうで、単勝1番人気と単勝13番人気のワイド1点(24.3倍)でした。こういう買い方をしている人は正直少ないと思います。
なぜなら人間は「損したくない」「外したくない」という感情に動かされて、目先のレースを当てにいきたくなる生き物で、どうしても点数を多く買ってしまいがちだからです。「1番人気と13番人気のワイド1点勝負」なんてギャンブル過ぎると…。
ただこれは本当に思うのですが、1レースにおいて買うべき馬(期待値の高い馬)というのは1頭か2頭くらしかいません。そしてその馬を見抜ければ、その馬だけを買えばいいのです。あとは自分に自信があるかどうか。自信があれば、13番人気でも最低人気でも関係ありません。
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出走予定馬分析です
コパノリッキー
フェブラリーステークスを2連覇中。近2走は人気を裏切っているが、チャンピオンズカップは逃げ・先行勢が総崩れ、東京大賞典は格上のホッコータルマエにびっしりとマークされる苦しい展開だった。今回は距離短縮、コース替わりで条件好転。一変しても不思議ではないが、同一重賞で3連覇を成し遂げる馬はほとんどいない。勢いのある馬もそろい、簡単な競馬にはならないか。
ノンコノユメ
目下4連勝で臨んだチャンピオンズカップは2着。勝ち馬サンビスタが完璧なレース運びで勝利をつかんだのと対照的に、本馬は直線で最内に進路を取る苦しい競馬だった。今回は【4.0.1.0】と相性抜群の東京ダート1600m。末脚を伸ばしやすいコースに変わるのは歓迎と見ていい。ただフェブラリーステークスはスピードの持続力が求められるレースになりがち。前半にポジションを取れない弱点が露呈する可能性も。
モーニン
根岸ステークスで重賞初制覇。安定した先行力は大きな武器だが、前走は外目の枠からスムーズに運び、前が止まらない馬場を味方につけての優勝。能力がないとはいえないが、条件がいろいろとかみ合った感はあった。血統的にも大舞台で通用するイメージがなく、やや危険な人気馬の香り。
ホワイトフーガ
JBCレディスクラシックは驚愕の5馬差の圧勝。当時の2着サンビスタは次走チャンピオンズカップを制覇。本馬も牡馬の一級戦相手に通用しても不思議ではない。今回は久しぶりのJRAでのレースになるが、特に問題はないはず。地方ダートグレード実績を色眼鏡で見られるなら妙味も出てきそう。
ベストウォーリア
昨年のフェブラリーステークスでは3着に好走。その後は地方ダートグレードを中心に使われており、南部杯では2連覇を達成。ワンペースで走れるコーナー2回のこの条件が一番合うのだろう。これまでの戦績を見ても休み明けは問題なさそう。いきなりでも要注意。
予想オッズを考えてみた
ざっと単勝と複勝のオッズを予想してみました。
1番人気ノンコノユメ 2.7倍(1.4~1.7倍)
2番人気コパノリッキー 3.3倍(1.6~2.0倍)
3番人気モーニン 6.4倍(2.1~2.4倍)
4番人気ベストウォーリア 6.6倍(2.2~2.5倍)
5番人気ロワジャルダン 8.0倍(2.6.~3.1倍)
6番人気ホワイトフーガ 9.1倍(3.0~3.5倍)
単勝はおそらくノンコノユメとコパノリッキーのプチ2強状態でしょう。2連覇を成し遂げているコパノリッキーですが、近走成績を考慮するとノンコノユメが1番人気に推されるはず。特に連系は間違いなくノンコノユメのほうが売れるはずです。以下、モーニン、ベストウォーリアと続き、連系ベースなら2頭とコパノリッキーの差はないかもしれません。
そしてここがポイントですが、玄人層はコパノリッキー、ノンコノユメ、モーニンあたりを総じて嫌いそう。では玄人層がどこに飛びつくかといえば、サンビスタに勝利しているホワイトフーガと東海ステークスは度外視できるロワジャルダン。蓋を開けるとこの2頭は普通の人気馬になっている気がします。
とはいえ大穴が突っ込んでくるレースではないですし、基本的には上位の取捨選択がカギを握るレースになりそう。2016年最初のG1ですが、個人的にはあまり買いたいレースではないですね(苦笑)。
とりあえず嫌いたいと思っているのは
モーニン
です。上記にも書きましたが、根岸ステークスはすべてがうまくいった印象。キャリアが浅いですし、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性はありますが、現時点でのパフォーマンスでは足りない気がします。根岸ステークス組のフェブラリーステークスの相性も最悪です。
以上、フェブラリーステークス2016の予想参考でした。