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東京新聞杯2016の予想です。
今年の東京新聞杯2016の出走予定馬は、ダノンプラチナ、ダッシングブレイズ、ダイワリベラル、グランシルク、スマートレイアーら14頭。東京競馬場芝1600mで行われるG3重賞です。
予想と見解です
メンバーを見渡すと、人気の中心は差し、追い込み馬。人気馬で前に行くのはダイワリベラルくらいで、ここは明らかに逃げ、先行馬に分があるだろう。東京新聞杯自体、週始めにサイトで触れたが、スピードの持続力が求められるレース。過去の好走馬は、レッドスパーダ、ガルボ、スマイルジャック、コスモセンサーなどの名前が並び、中山芝1600mのレースと言われても全く違和感のない馬ばかり。一般的には差しが決まりやすい東京芝1600mだが、このレースはやや特殊。行った行ったの大波乱に賭けてみたい。
本命はマイネルアウラート。
今回のメンバー、積極策がウリの柴田大知騎手に変わることを考えれば、この馬が自然とハナを叩く形になるはず。ダイワリベルの横山典弘騎手、テイエムタイホーの戸崎騎手が実質的なレースを作るが、二人の騎手が追いかけてくるとは思えず、マイネルアウラートの超楽逃げが決まるのではないか。
一時期はスランプ気味だったが、昨秋に1000万下→1600万下と連勝。阪神カップは8枠から終始外々を回らされる苦し競馬で、決して力負けではない。東京芝1600mは勝ち鞍がある上に、準オープンの節分ステークスでも3着に好走した舞台。阪神カップは忙し過ぎた感があったので、1ハロンの距離延長はプラスに捉えていいだろう。色気を持って無駄に溜めると切れ負けしそうなので、溜めないでスイスイと逃げてほしいところ。
相手はダイワリベラル。
ニューイヤーステークスは立ち回り力で勝利したレースだが、今回も同じような展開になりそう。鞍上の横山典弘騎手はNHKマイルカップのクラリティスカイ、サウジアラビアロイヤルカップのブレイブスマッシュなどを見ても分かる通り、東京芝1600mの立ち回り競馬のスペシャリスト。マイネルアウラートが残る展開なら、本馬も一緒に残る可能性が高い。
3番手はテイエムタイホー。
京都金杯は展開が向いたが、今回もとにかく前に行けば、出番がありそう。ただ戸崎騎手が意外と溜めそうな気もするので、仮に前2頭が残っても本馬だけ何かに差される可能性はあるかもしれない。
ダノンプラチナは強い。ただポテンシャルが問われないレースになると見ているので、評価を無理に上げなくてもいいか。スタートにまだ課題も残り、出遅れ→大外一気になりそうな馬を積極的に買う必要もないだろう。
あとは浜中騎手ならポジションを取りそうなダッシングブレイズ、加速力勝負なら優位に立てそうなトーセンスターダム、同じくスローペースからの加速力勝負に強いサトノギャラントまでを挙げたい。
印です
◎⑩マイネルアウラート
○④ダイワリベラル
▲⑭テイエムタイホー
△②ダノンプラチナ
△⑪ダッシングブレイズ
△⑫トーセンスターダム
×⑬サトノギャラント
以上、東京新聞杯016の予想でした。