京王杯2歳ステークス2015予想考察は底が見えた馬を買おう

(元画像はコチラです。@lunapark0531さん)

京王杯2歳ステークス2015の予想考察です。

京王杯2歳ステークス2015の出走馬は、オデュッセウス、シャドウアプローチ、ボールライトニング、モーゼス、レッドカーペットなど18頭。東京競馬場芝1400mで行われるG2戦です。

いやー昨日の北海道2歳優駿の結果には参りました…。

実馬券では3連単を計62点購入。○タイニーダンサー(5番人気1着)→△スティールキング(8番人気2着)→◎キョウエイギア(3番人気4着)なら持ってました。レース時間の時はちょうど移動中で、歌舞伎町に入る横断歩道の前で止まって見ていたのですが、直線は思わず声が出ました笑。

終わってオッズを確認したら、1923倍。ダメージはデカいです。出遅れてももってくるデムーロ騎手。出遅れないでももってこない中谷騎手。最後は腕の差を感じました。

ただ落ち込んでばかりもいられません。今週の週末は4重賞あるので、そこでしっかりと取り返したいと思います!

2歳戦と交流重賞は能力の底が見えた馬を買え

今週、一度書きましたが、「2歳戦」と「交流重賞」は似ています。

それは、

能力の底が見えた(ように見える)馬が人気にならない

からです。北海道2歳優駿のタービランス、スティールキングを比較すれば、その意味が分かると思います。

北海道2歳優駿のオッズ

単勝106.1倍スティールキング(サンライズC2着、0.2秒差)
単勝8.4倍タービランス(サンライズC1着)

4戦無敗のタービランスが人気になるのは分かります。しかし、前走わずか0.2秒しか負けていないスティールキングが単勝万馬券。大衆の「タービランス>スティールキング。スティールキングは底が見えた。」という意識が強過ぎたため、スティールキングは明らかに過小評価されていました。

2歳戦は参考レースが少ないゆえ、

予想する側は直近のレース結果を過大に受け取る

傾向があります。京王杯2歳ステークスがよく荒れるのも、そこが要因のひとつ。実際、底が見えた(ように見える)馬がよく穴をあけています。

14年11番人気1着セカンドテーブル
新馬戦1着→小倉2歳S7着(底が見えた!)

10年7番人気1着グランプリボス
新馬戦1着→デイリー杯2歳S7着(底が見えた!)

08年14番人気1着ゲットフルマークス
新馬戦1着→すずらん賞6着(底が見えた!)

04年9番人気1着スキップジャック
新馬戦1着→ラベンダー賞2着→函館2歳S7着(底が見えた!)

ざっと見てもわかると思いますが、「新馬戦1着→重賞orオープン特別で敗退」と底が見えた(ように見える)馬が、人気を落としてよく激走しています。予想する側は新馬戦の内容より、前走着順に意識が向きすぎているんでしょうね。

以上の観点を踏まえて今年の京王杯2歳ステークス2015の出走馬を見ると、今年も「底が見えた」と判断されそうな馬が1頭いますね。それは

トウショウドラフタ

これまでのパターンとは少しズレるのですが、近2走で「底が見えた」と思われそうな馬。前走の負け方も非常に良かったです。ただ見る人が見れば、「前走の敗戦はいかにも臭い」ので、もしかするとそこそこ売れるかもしれません(笑)。

京王杯2歳ステークス2015の予想考察でした。