シンザン記念2015 出走予定馬の分析】ナヴィオンら

京都で前科のあるシンザン記念2015の穴馬を発表A.人気ブログランキング(25位前後です)

今週は中4日で3日間開催。毎年の恒例ですが、年初からいきなり慌ただしい日程です(笑)。

3日間開催の中日を飾るのはシンザン記念2015

過去にはロジック、ダイワスカーレット、ローレルゲレイロ、オルフェーヴル、マルセリーナ、ジャンティルドンナなどG1ホースを多数輩出している出世レース。昨年の勝ち馬ミッキーアイルもNHKマイルカップでマイル王者に輝きました。

今年の出走予定馬は、ナヴィオン、ダッシンブグレイズ、ヴェルステルキング、ナリタスターワン、クイーンズターフなど。今年はG1ホースが出るのか微妙なメンバーですが(笑)、ここから意外と力をつけてくる馬が現れるかもしれませんね。早速、今年のシンザン記念2015の出走予定馬を見ていきましょう。

その前に!ゆたぽんが注目している過去のデータを1つご紹介。中山金杯は斤量増を推奨して見事に上位独占(4頭が該当してうち3頭が1~3着)。京都金杯では内枠が断然と書いて、その通りの結果になりました。シンザン記念2015はこのデータでしょう。

前走500万下組が盲点になるシンザン記念

タイトルの通り、シンザン記念では前走500万下組が盲点になっている。同レースにおいて過去の人気を見ていくと、上位人気に推されるのは「前走朝日杯フューチュリティステークスに出走してメンバー弱化で期待される馬」が多い。

しかし、そこに妙味はほとんどなく、未知の魅力で期待される前走新馬、未勝利組も壁に跳ね返される馬が大半。意外と堅実に前走500万下クラスに出走していた馬が好走している。参考までに新馬・未勝利組、500万下組、オープン組の3つに分けた成績が以下の通り。

◆過去10年のシンザン記念のクラス別成績
クラス 成績 単回率/複回率
新馬・未勝利 2-1-1-28/32 22%/40%
500万下 3-2-3-24/32 210%/148%
オープン 5-7-6-51/69 28%/68%

ご覧の通り、狙うべきは明らかに前走500万下組。決して前走500万下を勝利している必要はなく、むしろ前走500万下敗退馬から多数の穴馬が出ている点も見逃せない。

今年のシンザン記念2015の出走予定馬では前走500万下組が多数登録。穴馬がいるとすれば、この中から出てくる可能性が高い。

シンザン記念2015の出走予定馬分析

ナヴィオン

デビュー3戦目のききょうステークスを鮮やかな末脚で快勝。続くデイリー杯2歳ステークス、朝日杯フューチュリティステークスともに上位人気に推されたが、2戦続けて期待を裏切った。2戦ともに馬群の中で揉まれなるど、決して力負けではない。ただ脚質的に馬場状態のいい2週目の京都で大外一気が決まるかは微妙。人気を背負うなら再び危険な香りも。

ダッシングブレイズ

前走こうやまき賞は直線で狭いスペースを突いて2着。やや窮屈な競馬になって脚を余しており、不完全燃焼な競馬だった。血統的に大物感こそないものの、レースぶりからセンスの高さを感じる。デビュー戦のように前々で運べるかがカギになる。

ヴェルステルキング

デビュー4戦目で初勝利をマーク。2走前の未勝利戦はアッシュゴールドの2着に入るなど、使われながら良くなっている。近親にはヴィルシーナらがいる良血。正攻法の競馬ができれば、このメンバーに入ってもチャンスはあるか。

ナリタスターワン

東京芝1400mのデビュー戦は内から鮮やかな差し切り勝ち。ゴール手前は余力があり、さらに良くなりそうな雰囲気があった。ショウナンカンプ産駒といえば、昨年はショウナンワダチ、ショウナンマチーヴが3歳春のマイル路線で活躍。マイルで走る馬が多いので、1ハロンの距離延長は問題ないはず。

クイーンズターフ

阪神ダート1400mの新馬戦を勝利。近親にフリオーソがいるが、父ディープインパクトでいかにも芝が良さそうなタイプ。須貝厩舎+小林英一氏のゴールドシップ・コンビ。人気になるなら微妙だが、人気がなければ面白そうな1頭。

シンザン記念2015の展望

先週の京都金杯が内を通った馬できれいに決着したように、シンザン記念2015も枠順、ポジション取りでほぼすべてが決まりそうな予感がします(笑)。

ナヴィオン、ダッシングブレイズあたりが人気を集めそうですが、脚質やレースセンス的に間違っても盤石とはいえないでしょう。

能力的には疑問も、立ち回りセンスは確か。京都コースで内を通って波乱を演出した前科もある馬を最後に発表したいと思います。

すでに前科ありの怖~い馬A.人気ブログランキング(25位前後です)

以上、第49回のシンザン記念2015の出走予定馬とデータでした。