さて3月に入り、クラシックが徐々に近づいてきました。今週は皐月賞を占う意味でも重要な一戦・弥生賞2015が行われます。出走予定馬には、
シャイニングレイ
サトノクラウン
クラリティスカイ
トーセンバジル
ブライトエンブレム
らが名を連ねています。牝馬路線はルージュバックの1強ムードですが、牡馬路線はまだ混沌とした印象。このレースで一気に勢力図が見えてきそうですね。早速、弥生賞2015の出走予定馬を見ていきたいと思います。
弥生賞2015の出走予定馬分析
シャイニングレイ
キャリア1戦で挑んだホープフルステークスで重賞初制覇。デビュー戦、ホープフルステークスともにスッと好位につけるセンスを見せており、派手さはないが、レース巧者ぶりを印象付けた。引き続き中山芝2000mなら崩れるイメージはあまり浮かばない。
サトノクラウン
こちらもキャリア1戦で東京スポーツ杯2歳ステークスを勝利。直線は狭いスペースの間からしぶとく伸びてアヴニールマルシェを捕えた。まだ底を見せていないが、東京スポーツ杯2歳ステークス組のその後が案外。中山替わりも未知数で過大評価は禁物か。
クラリティスカイ
いちょうステークスを制覇したのち、朝日杯フューチュリティステークスで3着に好走。立ち回りセンスが良く、デビュー戦から大崩なく走っている。今回は初距離、初コースだが、センスの高さで対応する可能性が高い。
ブライトエンブレム
札幌2歳ステークス以来で臨んだ朝日杯フューチュリティステークスは7着に敗退。上位争いには加われなかったが、直線は外から見どころのある脚を使っていた。立ち回りセンスがないため、中山コースは微妙も上りのかかる展開になればチャンスはある。
トーセンバジル
前走葉牡丹賞で2勝目をマーク。直線は外から力強く追い込んで鮮やかに差し切った。ハービンジャー産駒らしく一瞬の決め手には欠けるが、徐々にエンジンがかかるタイプ。捌きやすい少頭数は歓迎なので前走のように平均ペースが理想。
弥生賞2015の展望
冒頭に触れた通り、現3歳牡馬路線は勢力図が定まっていませんが、ここはシャイニングレイがやや抜けた存在でしょうか。大物感こそ感じないものの、レースセンスが良く、前走のような形に持ち込めれば、大崩れしないような気がします。
2番手以下はかなり混戦模様で伏兵の台頭もありそう。最後に前走の敗戦で人気落ち必至も一発があっても驚けない馬を発表したいと思います。
弥生賞2015で伏兵候補として面白い馬⇒A.人気ブログランキング(20位前後です)
中山は初コースですが、レースセンスの高さを考えれば、難なくこなしそう。流れに乗れれば、チャンスは十分にあるでしょう。
以上で弥生賞2015の出走予定馬の分析を終わります。