(@h_r_p_studio さんの写真。)
メルボルンカップ2016(オーストラリア)の予想です。
メルボルンカップ2016の出走馬は、ビッグオレンジ、アワーアイヴァンホウ、ボンダイビーチ、エクソスフェリック、ハートネルらが出走。日本からはカレンミロティックが参戦します。海外馬券第2弾はオーストラリアの伝統あるハンデ・長距離G1です。
メルボルンカップはいつか見に行きたいレースのひとつ。開催されるメルボルン州では同日が祝日にされており、学校もお店もお休み。オーストラリアのビッグレースの1つという位置づけというより、国の一大イベントみたいです。オーストラリアはケアンズとシドニーに行ったことがありますが、次に行く時はメルボルンカップの開催日に合わせて行きたいものです。
昨年は最低人気で女性のペイン騎手が乗るプリンスオブペンザンスが勝利。今年はどんな結末が待ち受けているのでしょうか。
予想と見解です
24頭立て、芝3200m、ハンデ戦。
この条件だけでパスしそうな人が出そうだが、芝3200mという点を切り口にすると、「長距離戦はリピーターが活躍しやすい」という傾向がある。
国内の長距離重賞を振り返ると、天皇賞(春)ではカレンミロティックが2年連続で激走。ステイヤーズステークスではトウカイトリックがたびたび好走するなど、息の長い活躍を見せた。そしてダイヤモンドステークスではフェイムゲームが3年連続で連対を果たしている。
メルボルンカップも似たような傾向があり、天皇賞(春)にも参戦したマカイビーディーヴァは03~05年に3連覇。過去5年でいえば、Red Cadeauxが11年2着、13年2着、14年2着と3回も馬券圏内に好走。Fiorenteは12年2着、13年1着と2年連続で好走した。今年、リピーターになる可能性があるのは1頭しかいない。
本命はフーショットザバーマン
メルボルンカップは3年連続の出走で、14年3着、15年11着。昨年は着順こそ悪いものの、直線半ばまで見せ場十分の走り。勝負はこれからという場面で、内と外の馬に挟まれてしまい、馬が躓いて後退。不利がなければ上位争いしていたかは微妙だが、じわじわと伸びる本馬にとっては致命的な不利だった。
今年は24頭立ての20番ゲート。本音をいえば、もう少し内目のほうが良かったが、プラスに捉えるなら昨年のような不利を受けるリスクは減ったか。多頭数の外枠とはいえ、過去のメルボルンカップのレース映像を見ると、馬群は縦長になりやすいので、位置さえ取れれば、外々を回らされるロスはそれほどなさそうだ。
レーティングはメンバー中、9位の115ポンド。しかし、ブックメーカーのオッズでは15番人気、国内でも全く売れる気配がないので、オッズ妙味もありそうだ。父はなんと日本で走っていたヤマニンバイタル。日本馬カレンミロティックではなく、日本馬の子どものフーショットザバーマンの勝利に期待したい。
相手筆頭はビッグオレンジ
昨年のメルボルンカップでは道中から先頭に立ち、直線もしぶとく粘り込んで5着。今年、昨年の1~4着馬は不在で、昨年のメルボルンカップの最先着馬になる。今年はドバイゴールドカップ2着を始め、現在G2で2連勝中。2走前のプリンセスオブウェールズステークスではザグレーギャッツビーを破っており、昨年以上に勢いがある。7番ゲートならレース運びもしやすいはずで、ここも堅実に走ってきそうだ。
3番手はアワーアイヴァンホウ
14年ジャパンカップに参戦し、2着ジャスタウェイから0.3秒差の6着と健闘した馬。いかにもドイツ馬っぽく、バテない持続力がウリで、究極のポテンシャル勝負になった14年ジャパンカップで健闘したのも頷ける。前走コーフィールドカップは1、2着馬が4コーナー1、2番手。いわゆる前残りで決まったレースで、後方から外々を回っての6着なら内容は決して悪くない。あまりギアチェンジが得意ではないので、6番ゲートからどう捌くかがカギも、能力的には一発があっても驚けない。
エクソスフェリックも転厩初戦のコーフィールドカップで差して3着なら上々の内容。1、2着馬とは展開ひとつで逆転があってもいい。ただ距離実績がなく、前走を見る限り、やや前向きな気性に見えたので、距離に対応できるかがカギ。
ウィックローブレーブは前走で凱旋門賞3着のオーダーオブセントジョージを下している。大外の24番ゲートは常識的に不利だが、今年の凱旋門賞で16頭立ての16番ゲートのオーダーオブセントジョージを3着に持ってきたのがデットーリ。そのデットーリが乗るのは大きな強みだろう。
ジャメカは軽ハンデだったとはいえ、コーフィールドカップが圧巻の勝ちっぷり。コーフィールドカップから他馬との斤量差を考えると、斤量増がそれほど苦になるとは思えない。
カレンミロティックはレーティングでいえば6位タイ。能力的にはチャンスがあっていい。変に包まれる内枠より18ゲートのほうがいいのではないか。ぶっつけ本番なので過度に期待できないが、押させておきたい。
1番人気になりそうなハートネルは一気の距離延長なので嫌って妙味だろう。4走前にはマイルで勝っており、2、3走前には2000mで勝利。しかもその3レースが強過ぎるので、2000m前後がベストの馬ではないか。
印はコチラ
1列目
◎⑦フーショットザバーマン
2列目
○①ビッグオレンジ
▲②アワーアイヴァンホウ
△⑤エクソスフェリック
△⑧ウィックローブレーブ
△⑫ジャメカ
×③カレンミロティック
3列目
×⑫ジャメカ
×⑪グランドマーシャル
×⑬ハートブレークシティー
×⑩ギャラントゥ
×㉓キウイ
×⑲グレーライオン
×⑳オーシャノグラファー
×⑰アルマンダン
このレースは予想よりもどう買うかが重要になりそう。私は3連複で1列目(1頭)ー2列目(6頭)ー3列目(8頭)の合計48点を買おうかなと思っていますが、オッズが読めないので変えるかもしれません。レースの30分くらい前にツイッターに馬券をアップしようと思います。
以上、メルボルンカップ2016の予想でした。
秋競馬、開幕!真の競馬力を身につけて勝ち越しましょう!
ゆたぽんの馬券生活共同組合では毎週、勝負レースを配信しています(勝負度、参考買い目とともに)。以下に記載したのは7月2週目の勝負レースの的中例です。
夏競馬の振り返りはこちらをご覧ください(⇒夏競馬の振り返りと秋競馬に向けて)。
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≪函館10レース 八雲特別 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
◎⑧フォールインラブ(4番人気1着)
○⑩バリス(1番人気3着)
▲⑪ブレイクザポケット(5番人気2着)
△①フェイブルネージュ
△⑫ケンホファヴァルト
△④サラザン
フォールインラブが面白い。前走遊楽部特別は開幕週でイン有利の中、外々を回らされる苦しい競馬。2着フィブルネージュとは0.1秒差だったが、通ったコースを考えれば、フォールインラブ>フェイブルネージュと判断していいだろう。当時より外差しが利く馬場なので、条件も好転する。
相手はバリス。前走は早めに動いてブレイクザポケットやレジメンタルを振り切っているので、ここに入れば能力上位だろう。1番人気でも堅実駆けか。
馬券は3連複でフォールインラブとバリスから印を打った馬へ。フォールインラブ、ブレイクザポケット、フェイブルネージュとの組み合わせだけは抑えで買っておく。ボーナスで馬連、馬単、3連単。
【参考買い目】
3連複:8-10-1、4、11、12(4点)…フェイブルネージュ、ブレイクザポケットとの組み合わせが本線。
馬連:8-10
馬単:8→10
3連単:8→10⇔1、11(4点)
≪福島10レース 天の川賞 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
◎⑩ダイナミックウオー(4番人気2着)
○①クラーロデルナ
▲⑭シュミット(9番人気1着)
△③メイプルレインボー(5番人気3着)
△⑤フジマサクラウン
△⑧エグランティーナ
×②オウケンゴールド
×⑬イダクァイマ
×⑮キャプテンペリー
ダイナミックウオーが巻き返すだろう。前走加古川特別は時計の速さについていけなかった感じ。昨夏には福島ダート1700mの横手特別で2着に好走しており、持久力戦になりやすい小回りダートの方が合っているのだろう。今回は相手関係も弱くなっており、前走だけ走れば、馬券圏内には入れるはず。少しズブさを見せるタイプなので、追える鞍上とも手が合いそうだ。
相手はクラーロデルナ。最内枠で乗り方がカギだが、前走でインを捌いてきたように器用さを兼ね備えているタイプ。鞍上的に信頼できないものの、能力的には軽視できない。
3番手はシュミット。前走はダイナミックウオーと一緒に走って先着。本馬は昨年の天の川賞の2着馬で、舞台適性もある。
上位3頭が差し馬になったが、ポジション取りが読みづらいメンバーで、マクリ合戦になりそう。最後は持久力勝負になって、単純に強い馬が上位入線するレースになるのではないか。
馬券はワイド&馬連&馬単でダイナミックウオーからクラーロデルナ、シュミットに流す(ワイドではなく3連複を買うなら、3列目は総流しくらいの気持ちで手広く流したい)。ボーナスで3連複、3連単も。
【参考買い目】
ワイド:10-1、14(2点)
馬連:10-1、14(2点)
馬単:10→1、14(2点)
3連複:1-10ー14
3連単:10→1、14→1、14(2点)
≪函館11レース マリーンステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎⑨トミケンユークアイ(10番人気3着)
○⑪ショウナンアポロン(2番人気1着)
▲⑥イッシンドウタイ
△⑧イースターパレード
△⑦バンズーム
△③ヒラボクプリンス(6番人気2着)
×⑫ナリタスーパーワン
×⑤ソロル
×④ライズトゥフェイム
大沼ステークスの再戦ムードだが、その大沼ステークスは3着以下が大混戦(3着~7着まで0.1秒差)。ここは展開ひとつで結果がガラッと変わりそうで、伏兵の一発がありそうなレースだ。
トミケンユークアイの逃走に期待したい。前走大沼ステークスは果敢に逃げるも、4コーナー手前から勝ち馬モンドクラッセに並ばれる苦しい展開。ペースが速かったわけではないが、精神的にキツい競馬だった。本馬はとにかくテンのダッシュ力があるので、今回も単騎逃げが濃厚(ショウナンアポロンとはテンのスピードが違う。スタート五分なら逃げるのは9割くらい本馬だろう)。行き切ってしまえば、今の函館ダート1700mなら粘り込んでも不思議ではない。
相手はショウナンアポロン。トミケンユークアイがとにかく速いので2番手からの競馬になりそうだが、これまでのレースを見てもハナを奪えなければ、力を出せないタイプではないはず。アンタレスステークスでは予想以上のしぶとさを見せており、ここに来て力をつけているのは間違いない。トミケンユークアイとの行った行ったは大いにありうるだろう。
以下、イッシンドウタイ、イースターパレード、バンズームと差はない。馬券は3連複で1列目にイースターパレード、2列目にショウナンアポロン、イッシンドウタイ、イースターパレード、3列目に印を打った馬へ流したい。馬連&馬単も抑えておく。
【参考買い目】
3連複:9-6、8、11-3、4、5、6、7、8、12(18点)
馬連:8-6、8、11(3点)
馬連:8→6、8、11(3点)
≪中京7レース 未勝利 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎⑧メイショウケンプウ(12番人気1着)
○③シルヴィーボーテ
▲⑤メイショウバラード
△⑦グレンダロッホ
△②イケジュンクイーン(5番人気2着)
△①ダイワウィズミー
×⑯タガノガンチャン(3番人気3着)
×⑮ニホンピロプレー
×⑨キトゥンズグレイス
×⑫アグネスルコリエ
メイショウケンプウの一発に期待したい。2走前のエンパイアブレイク組はメンバーがそろっていた一戦で、2~4着馬はすでに未勝利勝ち。今回はメンバーが明らかに手薄なので、当時だけ走れば、出番があってもいいのではないか。
相手はシルヴィーボーテ、メイショウバラードが有力。
馬券はワイド&馬連でメイショウケンプウからシルヴィーボーテ、メイショウバラード、グレンダロッホへ流したい。
【参考買い目】
ワイド:8-3、5、7(3点)
馬連:8-3、5、7(3点)
3連複:8-3、5、7-3、5、7(3点)
単勝:8
これは単勝92.5倍の◎メイショウケンプウが勝利するも単勝だけで悶絶…
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日曜日はパークウインズで追加購入した馬券もあり、それを合わせると本当に大勝の一言。ローカルのダート1700mは相性がいいみたいで、今週も楽しみですね。
何度か書いてますが、私は週末かなりの時間を予想に費やしています。週末の睡眠時間は2~3時間ほど。それくらいやらないと、データやタイムランクや血統などの一般大衆から離れた本当の穴馬を見つけることができません。3場開催中は、木曜日から予想をコツコツと始めるようにしました。
ただそれって普通の生活をしているとなかなかできないと思います。日頃の生活がありますし、週末は競馬以外の予定があるかもしれません。それでも競馬が好きで、なによりも馬券を当てたい!って方であれば、ご期待に応えられると思ってますので、ぜひご一読頂ければと思います(初月は490円。登録から1ヶ月以内であれば、490円しかかかりません)。